




今回は1986年のクロスのカタログの続き。全体で1頁の価格表と、8頁のカタログ。後半の5枚を今回一挙公開じゃ。今と時代の違いを感じさせてくれるのがボールペンやセレクチップ芯の色のバリエーションの多さ。
当時はまだまだITの進化は始まったばかりで、紙の文化の色彩が強かった。従って出力された紙にマーカーや4色ボールペンで線を引きながら、値を拾い出したり、計算したりしていたのじゃろう。
それが今では表計算で一気に出来るので、マーカーやボールペンの色のバリエーションはITを使いこなしている会社では必要なくなってきている。
拙者は高校生の時からカラフルなノートや教科書にして楽しんでいたので、この時代(1986年ごろ)にもボールペンは黒、青、赤、緑を揃えておくのが常識だった。黒、青、赤のボールペン軸はあったが、緑軸がなかったので、緑色は純銀軸に入れて使っていた。ただ、緑色インクは色が薄くて閉口し、セレクチップ・ポーラス芯の緑に変えた。
当然、純銀ボールペン軸も純銀セレクチップ軸に買い換えた。何故か緑色が一番優遇されていた。今では有り得ないないが、当時拙者のスーツは全て緑色系じゃった!・・・狂っていたとしか思えんなぁ____| ̄|○
残った純銀ボールペン軸はどうなったのかな?それ以降買った記憶も使った記憶も無いが・・・ボケが回ったかなぁ
拙者が憧れたのがCROSSのデスクセット。当時は部長になると、取引先からCROSSのデスクセットが贈られていたように思う。自分でも使いたかったが、課長を差し置いて部長と同じものを使うのははばかられて遠慮していた。さらには、デスクセット用のボールペンやペンシルが、一部を除いて10金張りとかスチール製で【しょぼい】と感じたこと(バブル全盛期)。もし純銀製の軸があれば、遠慮なく使っていたかもしれないな。
1992年に実際にデスクセットを贈られた時には、多少の感慨はあったものの、単なる文房具が増えた程度にしか感じなかった。これなら課長に気にせず使っていればよかったかも。誰も文房具の増加など気にもしていなかった事に自身で気付いたのじゃ・・・
ただ、1999年に客先の新任部長(36歳)にCROSSのデスクセットをお贈りした時には、ものすごく喜ばれた。新任祝いに文房具を贈る文化の無い会社の方が感激が大きかったのかもしれない。
贈り物はTPOを考えんとな。万年筆マニアに万年筆を贈っても感激は少ない。親近感は持つが、贈られたものはすぐ忘れてしまう。ただ、もし靴を贈られたら【価値も値段も検討がつかないので】忘れたりはしない。非常に印象が強いじゃろう。贈り物の万年筆がメディチなら忘れないが・・・
過去のCross関連記事
2007-01-02 1986年の【The Pen】 ・・・・ クロス その1
2006-10-02 ひと昔前のカタログ 【クロス】
2006-08-29 その後の【THE PEN】 その6 *** CROSS ***
2006-05-30 昭和51年の【THE PEN】 その1 *** CROSS ***
2005-11-24 ペリカンが作ったクロスの万年筆