まずは羽田空港の手荷物検査で楽しい事件が・・・・・
拙者は万年筆9本とボールペン2本、ペンシル1本を2つのTAKUYA製ケースに入れ、それを機内持込手荷物に入れていたのだが・・・・引っかかった!
すごくかわいい検査官の女性が
【出発までにお時間ありますか?】 ・・・ まるでナンパの台詞みたい・・・
【ええ、まだ40分以上も】
【ケース開けていいですか?】
【存分に見てくだされ】
ウォーターマン・レカンをブチっと勢い良く引っ張ってインクを撒き散らす
【あ〜!そんなに強く引っ張ったら傷がつく!こうしてやさしく引っ張るのじゃ!】
といって、キャップを片手で抜く方法を教える
【す、すみません、気をつけます】
Pelikanのナイアガラのキャップを力いっぱい引っ張って抜こうとする
【あ〜!そんな事したら、ねじが潰れる。そぅ〜っと捻るのじゃ】
【あ、失礼しました】
と言いつつもめげる事無く、一本ずつチェック。EFのペン先に対しては目を皿のように!極太の3Bなどは一瞥して終わり・・・
ウォーターマンのボールペンの芯の出し方がわからず右往左往・・・
【それはキャップ部分を左に回すと芯が出ますぞ】
【ハイ・・・】 カチャカチャと回して確認、そのままペンケースに入れようとする
【あ〜!そんなことしたらペンケースが汚れるでしょ!ちゃんとキャップを反対に回して芯を引っ込めてから挿すのじゃ】
【ハイ!】 語気を荒げ、すでに相当頭に来ている様子・・・若いな。ではとどめじゃ。
【拙者は萬年筆研究会に入っておる。お主も入らんかな・・】と言って名刺を渡す
完全無視して検査官の親玉に
【ペンケースの確認終わりました。異常無しです。(イケズだけど)】
WAGNERへの勧誘失敗・・・
今度は80本くらい持って搭乗するかな?その際には繰り出し式とかキャップレスとかも取り揃えておかなくては。そうだ色の無い、Invisible Inkを入れたスケルトン軸も隠すように入れておこう・・・。こういう検査は後に並んだ人に迷惑をかけないので気が楽じゃ。
一度自宅に帰り、ゑでぃしゃんに電話。
【今、どこ?】
【微妙な位置・・・倉敷にいます。】
【へ?】
【暇なので、倉敷見物して、食事してからPTAを訪問します】
【じゃ、後ほど・・・】
2時間ほど仮眠してから街へ。再びゑでぃしゃんに電話。
【今、どこ?】
【PTAで歓談中!】
【10分で到着じゃ】
PTAはいつものごとく、女性客ばかり。ゑでぃしゃんと拙者は店の雰囲気を壊すので・・・社長とともに喫茶店へ
そこでさんざん万年筆談義をしてから、いったん解散。社長は店へ、ゑでぃしゃんはホテルへ、拙者はラヴィアンカフェへ。
そこには宴会には参加しない【騾美庵萬年筆苦楽部】の面々もいて、名刺交換。そこで、めちゃめちゃおいしいという山田村のおにぎりの話を聞く。おなかすいてただけに倒れそうに欲しくなる・・・
その後は宴会場所へ移動し、各自名札を胸に掲示しての宴会。最初に自己紹介をした。北ペン倶楽部の面々は平均年齢が高いだけあって、万年筆への嵌まり方にも歴史を感じる。
既に企画万年筆は200本限定で作り、地元の若人達への啓蒙活動として配布したとか。伊東屋より歴史のある文具店【大丸藤井セントラル】がメンバーとして参加しているのが大きい。今回のセーラーの工場見学もそれなくしては実現しなかったであろう。そのセーラー工場見学の話に耳を傾けながら、飲み放題の時間は過ぎていった。
とそれだけで終わらないのがこの会合。拙者が先日紹介したレシーフの万年筆を狙っていたメンバーが、PTAの社長に【これから店を開けてくれ!】と直訴し、有志でPTAへ直行。
いつもは若い女性客中心の店内をヲヤジが占領!異様な雰囲気となった・・・・皆さん思い通りの獲物&お土産を手に深夜(24時)直前に店を後にした。
それにしても朝から深夜まで楽しませてもらった一日だった。
先日、東京で電車の中の広告で、
【夢は見るものではない、語るものでもない、叶えるものだ】
というような内容のキャッチコピーを見た。
WAGNER企画商品も、単なる雑談に終わらせるだけではなく、【叶えなくては夢ではない】という気にさせられた。
仲間が増えるにしたがってその想いは強くなる。ただし叶える作業は皆でやらねば価値は無いのも事実。
たのんますぞ