2007年08月21日

Pelikan 125 Jahre Katalog その1

2007-07-21 01 今週から毎週火曜日は、【Pelikanの125周年カタログ】からの紹介をする。

 このカタログは先日の【WAGNER関西地区大会】で万年筆2本と交換で入手したものじゃ。

 前回大がかりに紹介したのは、100周年の社史であったが、今回は125周年のカタログ。独逸語を理解しない拙者にとっては、こちらの方が有意義じゃ。写真で見当がつくからな。

 発行されたのは1963年7月。今から44年前!東京オリンピックの前年ということになる。

 田舎の小学校高学年だった拙者は、ここに記載されている製品を当時一度も目にしたことはなかった。たしかに小学生には縁遠いしなものばかりじゃ。


2007-07-21 022007-07-21 032007-07-21 04 詳細な製品紹介は次週以降にするとして、最初の3頁あまりを見てみよう。

 ブランド名はPelikanで社名がPelikan-Werkeであろう。Werkeとはファクトリーと訳すのかな?あるいは工房か?

 いずれにせよ独逸には株式会社ではなく、Werkeという名を持つ企業が多いということは、何か税法上有利な点があるのかもしれない・・・

 真ん中は有名はGünter Wagrer家の家紋で、親鳥が自分の胸を裂いて血を雛に飲ませているもの。【人相の悪いペリカン】のオリジナルじゃ。

 その下の黒丸に白ペリカン(雛二羽)は、それまでの雛4羽から100周年を記念してロゴ変更したもの。やはり拙者はこのロゴが一番好き!

 はやくM800の天冠に復活して欲しいな!

 右橋の画像は100周年の社史でも使われたもの。100周年は1938年、125周年が1963年であることを考えると、戦争で焼けなかったようじゃな。

 いずれにしても第二次世界大戦が終了してから18年目のPelikanがどんな商品を世に出していたのかは、このカタログで手に取るようにわかる。お楽しみに!



Posted by pelikan_1931 at 06:00│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 周辺Goods 
この記事へのコメント
Enterpriseしゃん

日本で工房というと、加藤製作所とか、久保工業所とか、川久保万年筆店とか、仙台大橋堂・・・のイメージですが、独逸ではかなり大きくても工房と余分ですな。それが文化なのかも・・・
Posted by pelikan_1931 at 2007年08月24日 22:19
Werke(ヴェルケとよみます)はworksに相当するドイツ語です。工房と訳すのが一番適切だと思いますよ。ペリカン好き(とおりすがり)でした。
Posted by Enterprise at 2007年08月24日 16:14