今週から毎週火曜日は、【Pelikanの125周年カタログ】からの紹介をする。
このカタログは先日の【WAGNER関西地区大会】で万年筆2本と交換で入手したものじゃ。
前回大がかりに紹介したのは、100周年の社史であったが、今回は125周年のカタログ。独逸語を理解しない拙者にとっては、こちらの方が有意義じゃ。写真で見当がつくからな。
発行されたのは1963年7月。今から44年前!東京オリンピックの前年ということになる。
田舎の小学校高学年だった拙者は、ここに記載されている製品を当時一度も目にしたことはなかった。たしかに小学生には縁遠いしなものばかりじゃ。 詳細な製品紹介は次週以降にするとして、最初の3頁あまりを見てみよう。
ブランド名はPelikanで社名がPelikan-Werkeであろう。Werkeとはファクトリーと訳すのかな?あるいは工房か?
いずれにせよ独逸には株式会社ではなく、Werkeという名を持つ企業が多いということは、何か税法上有利な点があるのかもしれない・・・
真ん中は有名はGünter Wagrer家の家紋で、親鳥が自分の胸を裂いて血を雛に飲ませているもの。【人相の悪いペリカン】のオリジナルじゃ。
その下の黒丸に白ペリカン(雛二羽)は、それまでの雛4羽から100周年を記念してロゴ変更したもの。やはり拙者はこのロゴが一番好き!
はやくM800の天冠に復活して欲しいな!
右橋の画像は100周年の社史でも使われたもの。100周年は1938年、125周年が1963年であることを考えると、戦争で焼けなかったようじゃな。
いずれにしても第二次世界大戦が終了してから18年目のPelikanがどんな商品を世に出していたのかは、このカタログで手に取るようにわかる。お楽しみに!