2007年09月14日

【金曜日の質問コーナー 】 第七回    **** 終了 ****

万年筆評価の部屋】では毎週金曜日に、皆さんの疑問にお答えするコーナーを設置

当初よりコメント数ダントツの人気コーナー

今回は、その7回目! 今回はどんなタイプの質問でもけっこう!

もちろんギャグのような質問もご遠慮無く! 

それでは・・・
Go!  

 

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Posted by pelikan_1931 at 05:00│Comments(45) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 万年筆 
この記事へのコメント
二右衛門半しゃん、stylustipしゃん、monolith6しゃん
エボナイトは痩せます。特に作ってすぐのエボナイトは痩せます。
エボナイトは硫黄臭がしますが、臭うと言うことは痩せているという事です。またエボナイトは熱で容易に膨張します。
エボは痩せない!と言っている職人さんもいますが、その人が作った万年筆が痩せてインキ止めが効かなくなった例も聞いています。
また首軸は痩せて径が狭くなることはあっても、痩せて径が太くなることはありません。
キャップがが痩せるとキャップがきつくなります。また素材が自然に膨張することはありません。力ずくでやれば別ですが。
OMASの例ではミクロン単位の痩せが、即不具合を生じるようです。あれには毎回往生します。当時のOMASは硬質セルロイド製。痩せることはあっても膨張はしません。
しかし紹介したペン芯を太らせる方法を施せば問題なくなります。
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月22日 14:12
ちなみにエボナイトが痩せたから云々川口氏に言われたセーラーの一本を除けばペン先がぐらぐらする手持ちの万年筆は、ペン先が純正でないものばかりです、そういうのは致し方ないですな。
まぁ、手元に来てから全然チェックしていないものの中にもそうなっているのがあるのかもしれませんが・・。

あと、戦時中ぐらい?のウォーターマンでエボナイト製軸が痩せたのではないかと疑われるものがあります、覆っている銀象眼がかなり自由に動くようになっているのです、こちらはあくまで個人的見解なので当てずっぽう・・・。

師匠が80年代OMASのペン芯は痩せると上で述べておられますね。
メーカーからの情報なのかな??




エボ痩せ云々は関係有りませんがねじ式キャップでぐらぐらしている場合には油紙を使えば簡単に直すことができます。
Posted by 二右衛門半 at 2007年09月22日 08:21
締め切った後の投稿で恐縮です。
一般論ですが、部品同士の嵌め合いだと、0.1mm「も」隙間があったら、手で触ったら「ガタガタ」に感じます。
基本・ゼロ嵌合で公差で圧入になるぐらい。
ペン芯やニブは筆記時に力が掛かるので、長い範囲で圧入しないと安定保持は困難。

ペン芯・ニブを保持するソケットがプラスチックの場合、
圧入や筆記による応力や射出成型時のウェルドで後日クラックが発生しやすく、
要注意です。
昨日届いたブラックスターのモンテローザ41もこの症状があって、
がっくりしている処です。
2号ニブ用のソケットとペン芯を探さないと・・・
Posted by stylustip at 2007年09月22日 07:58
 二右衛門半さん、こんばんは。

 私も自説に絶対の自信があるわけではありませんが、仮にエボ・ペン芯が絶対に痩せないと仮定して、にもかかわらずニブがグラグラになるとすると、それは首軸のニブ&ペン芯の穴が大きくなってしまった結果であると結論せざるを得ない訳です。一体0.何ミリの誤差でグラグラになるのか見当もつきませんが、その程度の膨張であれば、キャップがはまりにくいということもまた無視できる(特にネジ式の場合には)範囲であるように思えますが如何でしょう。スリップ・キャップの場合には、被せる時の抵抗が増すわけですが、このことは、ゆるゆるのキャップであること以上に歓迎されるべき状態のため、気づかれにくいということに繋がるのではと思います。
Posted by monolith6 at 2007年09月21日 18:23
monolith6さん

どうなんでしょ?

手持ちの1920-30年代頃のSailorをペンクリに持ち込んで川口先生に見てもらったところ、ペン芯が痩せているからペン先がこの通りぐらぐらしている、と言われたのです。
もちろん、ペン先も当時のままの純正品です。

首軸が膨張したのであればキャップがはまりにくくなるのでは?
Posted by 二右衛門半 at 2007年09月20日 00:39
 エボナイトのペン芯が痩せるということは本当に起こるのでしょうか?痩せるとするならば、60年代以前に作られたエボペン芯付き萬年筆はいずれ実用できなくなる危険性があるということになりますが、実際にはそのようなことは殆ど聞きません。

 本来、経年変化で変形しにくいのがエボナイトの特性であると思います。仮に痩せるとするならば、それはペン芯のみならず、胴軸や首軸、鞘軸なども痩せる可能性があることになりますが、このような話も殆ど聞いたことがありません。

 ペン芯が痩せるのではなく、首軸が膨張してしまったのではないでしょうか。セルロイドなら痩せるばかりかも知れませんが、プロピオネイトのような樹脂の場合には収縮も、膨張も両方ありだそうですから。
Posted by monolith6 at 2007年09月19日 19:05
 Pelikan_1931 さん、しまみゅーらさん、こんばんは。

 ペン芯の漬物については、効果があるともないとも言えます。漬けたインクと同じインクを吸入して使うなら効果がありますが、私の経験ではA社のインク瓶に漬け込んで見事に着色・熟成したペン芯が、B社のインクを吸入して使ってみたらペン芯の着色が見事に落ち、フローがリセットしてしまいました(プラスティック・ペン芯)。

 科学的に説明がつかないのですが、金ペン堂の説は、継続して使うことでフローが段々潤沢になるという点において正しいものであると言えます。
Posted by monolith6 at 2007年09月18日 19:10
pelikan_1931さん

そんなところですかね・・・パーカーとの折り合いが付かなかったのかも。
まあ、銀のカタマリのような重さがステキなペンなので愛用していきます。

ありがとうございました。
Posted by ぷにぷに at 2007年09月16日 19:22
pelikan_1931さん
 ペンにも息継ぎを…なんと、深遠なるお言葉でしょう。深く、胸に刺さりました。インク切れするのはハズレ、などと軽率なことを抜かしてしまいました。反省しております。

 それにしても、このブログを読み、ペンを使い、またここを読んで…と繰り返していると、つくづく万年筆は生き物のような感じがしてまいります。機嫌を損ねたり、息切れしてみたり、機嫌を直したり…。なんだか、「単なる筆記具」として使っていたときより、ずっとかわいらしく思うようになってきました。

 完全にウイルスに感染しているような…(^^;)。

 ありがとうございました。
Posted by しまみゅーら at 2007年09月15日 14:45
すみません、#3776で深くささっているのはペン芯じゃなくて、ペン先でした。
Posted by しまみゅーら at 2007年09月15日 14:37
二右衛門半さん
 げ!それは、気をつけないといけないですね。現在手持ちのエボペン芯万年筆は#3776が3本あります。ま、#3776はペン芯が相当深くささってるので、「痩せ」に関する心配は少し軽減されそうな感じですが、今後手に入れるペンについては気をつけてみてみることにします。

 ありがとうございました。
Posted by しまみゅーら at 2007年09月15日 14:34
monolith6さん
 おお!それはおもしろいです!ずっと同じインクを使い続けると、いつかはいいことがある!と信じていいようですね。

 これからは、万年筆のインクは女房を探してやるようなつもりで、ずっと使っていけそうなものを選ぼうと思います。ありがとうございました。
Posted by しまみゅーら at 2007年09月15日 14:29
ぷにぷにしゃん

それなら想像通り、途中で飽きたか、資金が尽きたか、製造上のトラブルがあったかですな・・・
たいていクラシックとモダンでは同じ番号のが買えるので、各500本を1-1000で作るとは思えないしな・・・

こう言う部分が明確にされていないとコレクションアイテムにはなり得ないからな・・・残念じゃ!
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月15日 11:03
pelikan_1931さん

付属の証明書は、

This sterling silver DUOFOLD fountain pen
is issued in a wourld-wide limited edition
of 1888 numbered pens

という表記になっています。クラシックペンズのサイトでは
その部分は隠れてますが。ペン本体も○○○○of1888となって
おり、私のは500番台です。
Posted by ぷにぷに at 2007年09月15日 10:59
モンテローザ41に252のニブを付け替えたので、今、慣熟試用中です。
ところで、モンブラン256のニブが似合うねじ込みキャップの現行万年筆ってなんでしょうね?
ちょっとアホなことを夢想しています。
Posted by stylustip at 2007年09月15日 10:32
monolith6しゃん

ペン芯の漬け物の効果はいかがですかな?

どうもペン芯はいったん乾くと、次にインクを入れたときに調子が悪いらしい。それを防ぐのがインク誘導液で、ペン芯の乾きを防ぐというのが理屈らしい。

しかし、金ペン堂さんの言う、インクを変えるな!には一理あるような気もしてきている。
最近、インクをほとんど変えなくなってきたら、呼吸困難現象が皆無になっきた・・・
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月15日 09:59
Bromfieldしゃん

別に時計のぜんまいを修理するわけではないので、器用さはあまり必要ない。修理には必要だが、調整には不要。

ただし左右どちらの手も同じように使えると、より上達は早い。

弟子入りは、生きている限りいつでも歓迎じゃ・・・
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月15日 09:56
ぷにぷにしゃん

CP5は各500本と修理用に10本の510本。クラシックとモダンで1020本作られたはずじゃが、限定番号で、123/750とかの番号があったということですかな?
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月15日 09:53
しまみゅーらしゃん

ペン芯がやせるとペン先がぐらぐらする。1980年頃製のOMASで頻発した事故じゃ。

>大量に書くとインクぎれするものとか

これはインクフローとは無関係じゃ。ペン芯から胴軸内に空気を入れる設計の問題。あとはインクとペン芯の相性の問題。

インクをころころ変えるのではなく、一定のインクを使っていれば、どのあたりで切れやすくなるかわかる。そういう時期が来たら萬年筆にも一呼吸させてやるのが思いやりじゃ。

萬年筆を奴隷扱いしてはイカン! 大切なパートナーじゃ。たまには息継ぎもさせてやらねばな。
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月15日 09:50
吉衛門しゃん

嵌合式のキャップはmonolith6しゃんが指摘しているとおり、片手で開けるのがコツじゃ。

両手で開けると思わぬ事故になる。単に汚すだけではない。引っ張ってインクが出たら、本能的にキャップを力一杯閉めようとしてしまう。そのときにキャップの口とズレて、ペンポイントをキャップの縁にぶつけて曲げてしまう事がある。

かならず片手で開けることをこころがけられよ。コツというよりマナーと言ったほうが良いかもしれませんぞ。
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月15日 09:44
pelikan_1931さん, しまみゅーらさん

御返答、有り難うございました。

元来不器用な私ですので、「修理なんておいしい作業」といえるようになるには、この先、気の遠くなるような長い修行(と多くの生贄)が必要だと思います。それでもpelikan_1931師匠、帰国後、弟子入りさせていただけますか。

ラミーからは、修理が終われば配達証明つきで無料でドイツから送付してくれる旨のメールを私は受け取っておりました。つまり、私が直に依頼をすれば、修理費用はこちらからドイツへの送料のみということです。余程、自社製品に自信がないとできないサービスかと思います。この生産者気質に感激して、比較的詳細にラミーについて書かせていただきました。


Posted by Bromfield at 2007年09月15日 09:36
はじめまして。
CP5Vintageを入手し、しばらく使っています。
が、これシリアルナンバーは実際の生産本数より大きいですよね。
資金繰りの問題などで予定より少ない生産になったのでしょうか。
それとも複雑な大人の事情で、とか。
どうでもいいけれど時々無性に気になります。
Posted by ぷにぷに at 2007年09月15日 09:18
しまみゅーらさん、こんばんは

 ペン芯が痩せるとペン先がぐらぐらして抜けやすくなります。
調整をしてもペン先の位置がずれてくるため意味が無くなるなど実用には不向きの状態です。
 ちょっとした弾みでインクがどばっと出てくることもあるでしょうね、インクを入れたときの可搬性はないと考えた方がいいでしょう。

 そうした間違いなく劣化しているペン芯がついた万年筆はあまりに古いためインクフローに影響があるのかまでは不明です。
Posted by 二右衛門半 at 2007年09月15日 00:07
 吉衛門さん、こんばんは。

 キャップをどのように外していますか?ネジ式ではない、スリップ・キャップの場合、片手にキャップ、片手に胴軸を持ち、そのまま引き抜くとインクが飛び出す可能性があります。私も手持ちのスリップ・キャップの萬年筆でこのような経験をしました。それ以来、キャップの外し方を変えました。片手で胴軸を手のひらに包み、親指と人差し指とをキャップに添えて、下から上に押し上げるようにして外すとインクの飛び出しはありません。
Posted by monolith6 at 2007年09月14日 19:06
 しまみゅーらさん、こんばんは。

 私はデュオのセンテニアルを普段使っていますが、このペン芯については、新品の状態と比べて明らかに現在(使用開始後5年)の方がフローが良くなっております。この間、ペン・ポイントの磨耗により書き味が良くなったという要素は殆どないと思われます。面白いもので、使えば使うほどインクを選り好みするペン芯になってきたと感じられ、やはり純正パーカーのインクであればフローは他社のインクに比べて若干ではあるものの潤沢です。
Posted by monolith6 at 2007年09月14日 19:01
Bromfieldさん
 私のペリスケは、保証書の提示とかなくても、軸交換を500円でやってもらえました。それも、部品代ではなく、送料だとか…。

 ラミーもペリカンも、そのあたりの対応はとても誠意があっていいですね。(^^)
Posted by しまみゅーら at 2007年09月14日 17:44
pelikan_1931さん
 やはり、そうですか。何か特別な工夫でも凝らさない限りは、性能が上がることはないんですね…。勉強になります。

 ということは、ペン芯が原因でインクフローの悪い万年筆(例えば、大量に書くとインクぎれするものとか)は、「ハズレ」ということになるのでしょうか。それとも、ペン先をいじることで改善は見込めるものなのでしょうか?
Posted by しまみゅーら at 2007年09月14日 17:41
二右衛門半さん
 エボペン芯のものも、数本持っております。ペン芯の「痩せ」で、何か不具合はあるものなのでしょうか?抜けやすくなる、とか、インクフローが悪くなる、とか。少し心配ですね。
Posted by しまみゅーら at 2007年09月14日 17:37
5
>【次行程はお客様】、読む人の立場でメディアを選ぶべきじゃろう。

なるほど、この視点はありませんでしたね。
ついつい上申書だから手書きの方が良いのではないかと先入観にとらわれていたようです。

ご指導ありがとうございました。
Posted by 榊 主水 at 2007年09月14日 10:55
今週もひとつお尋ねします。ウォーターマン「カレンブラック・シー」で、インクの「飛び」が生じます。
毎週、メンテナンスを兼ねて、万年筆5本のインクを入れ替えるのですが、ウォーターマン「カレンブラック・シー」だけ、最初にキャップをパチッと取った際、インクの一滴が勢い良く飛ぶのです。白いノートに落ちたり、Yシャツに掛かったり・・・。
原因は何だと推察できますか?首軸後ろに小さな穴が空いている構造ですが、そこに溜まっていたインクが、キャップを取った拍子に飛び出るのでしょうか?とすると、インク吸引方法が悪いのでしょうか?
Posted by 吉衛門 at 2007年09月14日 10:46
しまみゅーら しゃん

理屈ではペン芯も購入時から、劣化への道をひた走ると考えるべきなのじゃが、そうではない事例も紹介されている。

ペン芯をMontblancのブルーに10年ほど漬け物にしておくと、インク切れが発生しにくい・・・とか森山さんから聞いたことがある。
事実、そのペン芯で事象が解消したという話も聞いたことがある。
拙者がペン芯系で効果を確認したのは、インク誘導液だけじゃな。
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月14日 06:23
Bromfield しゃん

最近はどの会社もライフタイム保証などはうたっておらん。
ドミノピザが日本上陸にあたって、●●分以内にお届け出来なければお金をお返しいたします・・・といってたまにわざと遅れて、お金を返して見せたが、あれは訴求広告じゃ。
ライフタイム保証も販売量が増えると同時に立ち消えになったはず。

機構上のトラブルは無料交換してくれる場合が多い。たとえば接着材がはがれてキャップが壊れた場合など。
軸割れは買ってすぐ以外は有料。

Montblancなどは修理の見積もり依頼でも金を取るらしい。

拙者は自分で修理するので、全て聞いた話じゃがな。

修理なんておいしい作業を、お金を払ってまでメーカーに出そうとはも輪無い。
ただ新品の限定品が、首軸を捻ってあけようとしたら割れた・・・ばあいはさすがに駆け込んだが・・・1年かかって直らなかった・・・
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月14日 06:17
Someしゃん

CON-70は長さからして無理じゃ。
CON-50はインクの棚吊りが発生する。
世界最悪のコンバーターといって良かろう。
拙者はCON-20を使っていますぞ。
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月14日 06:10
富士しゃん

たとえばカーボンインクを使っていると、ペン先全体がインクで黒くなるほど汚れる。いくら吹いても綺麗にならない。

これがインクフローが良いインクの特徴じゃ。

汚れるのがイヤならローラーボールに変えればよい。
萬年筆としては、良い状態に調整されていると考えて良い。

ただし左右の段差がある場合にもインクがスリット周辺に残る現象が起こるので、それでないかどうかは、確認する必要がある。

ペン先を左右の真横から見て、一方だけがあがっていないか確認しなされ。
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月14日 06:06
榊主水しゃん

拙者は萬年筆で文字を書かないので、この質問には答えようがないが、
拙者なら事務連絡の文章は全てWordで記述し、最後に極太でサインするな。

連絡文で最も重要なのは、読んだ相手がいかに早く内容を理解できるかじゃ。
こちらは一人に当てて書いていても、先方は何十人もからの手紙を読む必要がある。それなら読みやすいWordで角のがおもいやりじゃ。

【次行程はお客様】、読む人の立場でメディアを選ぶべきじゃろう。
Posted by pelikan_1931 at 2007年09月14日 06:00
しまみゅーらさん

質問の意図とはいささか違いますがエボナイト製ペン芯は経年劣化によって痩せます。
Posted by 二右衛門半 at 2007年09月13日 16:52
 補足…「使い込んでインクフローがよくなった」とは、ペンポイントの磨耗やスリットの段差・拡大によるものではなく、「ペン芯の変化によって」という意味です。尤も、それをどうやって知るのか、というのは私も分かりませんが…(汗)。
Posted by しまみゅーら at 2007年09月13日 13:16
 ペン芯についての質問です。

 「萬年筆と科學」でペン先、とりわけペンポイントは磨耗状態と性能の間に密接な関係があり、「使い込むと書き味がよくなる」と言われたり、調整することによって書き味がよくなったり、ということがよくありますよね。

 ペン芯には、使い込むことによる変化って、あるのでしょうか?私は所有する万年筆のほとんどがまだ使用開始から1年と経っておらず、使い込んでン十年、といった領域に踏み込んだことがありません。使い込みによってインクフローがよくなったよ、とか、同じインクで使い込んだらなじんだ、とか、そういうことがあったら教えていただければ、嬉しいです。
Posted by しまみゅーら at 2007年09月13日 10:14
>榊様
「太字は好まれない」というのは,太字より細字,大きい字より小さい字の方が読み手に知的な印象を与えるというところからの指摘ではないかと思います。そうだとすると,あくまで幼稚園の受験戦術(?)の一般論なので,読み手にあわせて柔軟に対応する必要があるのかなと。
たとえば,読み手が幼稚園の理事などでかなりお年をめして老眼がすすんでいるような方だとすれば,細字で小さい字は読み手には苦痛です。逆に,太字で大きい字が好印象だったりします(目が疲れないので)。
また,多くの親御さんが同じ指導を受けていることを考えれば,判を押したような細字で小さい字の手紙の山の中に太字の手紙が混じっていれば逆に「きらり」とひかるのではないかと。
ただ,他と違うというのはリスクもありますので,ご注意下さい。
Posted by poirot_1977 at 2007年09月12日 01:41
5
しまみゅーらさん

なるほど、ありがとうございます。
「楷書」や「漢字がつぶれない様に」と言う点を考えると確かに細字、それもFとかEFでないとダメでしょうね。
太字だと字がつぶれることがありますし。

やはりEFも一本くらい用意しないといけないんでしょうね。
ちと考えます。

油性のボールペンで149並みの太さの軸かつ力入れずに書けるボールペンなんてのがあると良いのかもしれませんねえ。
Posted by 榊 主水 at 2007年09月12日 00:01
メーカー保証の範囲について

以前こちらで、修理不能と宣告されたLamy 2000でしたが、オークションの取引相手を通してドイツ本社に送付したところ、修理ではなく部品交換で対応してもらったようで、無料でピストン、インクバレルなどを取り替えてもらい、甦生されて帰ってきました。Lamyというメーカーの自社製品に対する自信と、誠実さを垣間見て感激いたしました。

そこで筆問ですが、メーカーの保証はどこまでカバーしてくれるのでしょうか。メーカーにより、2年からLife timeというバラツキもあるようですが、保証期間の問題とともに、例えば、ピストンの不具合(ペンと同一社製、あるいは他社製インクが乾燥したなどによる)、またLife timeのものに関しては摩耗した部品の交換なども可能となるのでしょうか。ご教示いただければ幸いです。
Posted by Bromfield at 2007年09月11日 13:55
はじめまして。
以前、こちらのブログで話題にされたこともあった
のでおたずねします。
パイロットのシルバーンですが、付属のコンバータ
は、CON-50なんですね。CON-70を使うことはできな
いのでしょうか?
欲しいペンの筆頭で、コンバータで使用したいと思っ
ているのですが、CON-50はきらいなんです。
Posted by Some at 2007年09月11日 11:28
榊 主水さん(細字について)
 一般論かどうかは分かりませんが、使われる場面を想定して、ということですと…申請書のような公文書では、「楷書」「コピーを取る」「保存性」といったことが必要になってくるかと思います。

1.楷書で狭い欄に書く場合は、細かい部分がつぶれてしまう。
2.太字は、ペンポイントの接紙面積が広い分、筆跡にどうしても濃淡が付いてしまう。コピーを取ると、薄い部分は写らない。
3.カーボン系(顔料系)以外のインクは長期保存に向かない(消える)。

 といったことが挙げられるかな、と思います。公文書には、一番いいのは油性のボールペンなのかもしれませんね。
Posted by しまみゅーら at 2007年09月11日 10:51
はじめまして。初心者なりに悩んでいるので、
宜しければ是非ご教授頂きたいのですが、
私の持っている万年筆なのですが、インクフロー自体は、
紙にインクが載っていく。という程に良いのですが、
見かけ上、切り割の部分がハート穴からペン先に向けてインクが
常に表面にうっすらと流れ出ているような状態です。
まるで河口の様に、インクが広がっています。
大事なのは書き味なので、この辺はあまり気にしなくても
良い物でしょうか?それともこの様な状態の場合は、
切り割が広がりすぎと考えて調整をした方が良いのでしょうか?
Posted by 富士 at 2007年09月10日 17:58
3
こんばんは。
榊です。

さて、今回は日本における細字信仰と言いますか、細字でないとダメな理由は何だろうか、と言うところです。
子供が通園する幼稚園への手紙の案を、先日調整していただきました149で書き、塾で見ていただいたところ「内容は概ね良いが、字が汚いので何とかしてください。それと太字は好まれないので細字で書きなおしてください。」と先生に言われました。

・・・字が汚いのは直しようがないので、これからパイロットのペン習字にでも通うとして、細字で書けと言うのが解せないところです。
やはり申請書とか上申書の類は細字で書かないとOUTと言う暗黙のルールでもあるのでしょうか。

今から細字の万年筆を調達しないといかんかと、暗澹たる(笑)気持です。

よろしければ、細字使用のルールと言うか法則の起源をお教えください。
Posted by 榊 主水 at 2007年09月08日 23:47