【金曜日の質問コーナー 】 第八回 **終了**
【万年筆評価の部屋】では毎週金曜日に、皆さんの疑問にお答えするコーナーを設置
当初よりコメント数ダントツの人気コーナー
今回は、その8回目! 今回はペン先に関する質問に限定!
限定されると如何に質問しにくいかの実験でもある。
なんとか質問を捻ってみなされ!
それでは・・・Go!
迷回答は以下のとおり・・・・・・
Posted by pelikan_1931 at 05:00│
Comments(34)│
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情報提供
stylustip さん
いろいろと方策を提示いただきありがとうございます。
ただ、ペン先を抜いて調整と言うのは、今の自分のレベルでは危険だと思うので、スリットを締める方向で考えていこうと思います。
しかし、イリジウムを飛ばすって・・・、案外イリジウムの取り付けってもろいのでしょうか。
言われてみれば、自分調整の時に400番でこすってみたらかなりなくなったような気がしますし・・・
pelikan_1931さん
ありがとうございます。
やはりスリットを締めるか、細美研ぎの方向に持っていく化なのでしょうね。
11月以降は余裕ができそうなので例会で実地研修を受けさせていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
pelikan_1931さん
ありがとうございます。見た目と逆の筆記角度に合わせて調整するというのは、人には言えない秘密みたいな感じでとても楽しげな気がします。自分がそういう筆記角度を持っていたら、わざとオブリークニブを入手して調整に挑戦したかもしれません。
鍍金は今度試してみます。
心配だったのはスリットが鍍金でくっつかないかの一点だけでしたが、
勝機は有りそうですね。
しまみゅーら しゃん
オブリークや逆オブリークは形状を示すことばなので、
オブリークの逆オブリーク化というのはあり得ないが、
オブリーク形状のニブを、右に倒して書くように調整は可能じゃ。
書き出し位置が見えやすくて良いかもしれない。
ただし少しでも捻れば紙に突っ込むような書き味になるはず。
第8回を読み返して、ちょっと思いついたのですが…
見た目オブリークのまま、逆オブリークとかレフティにすることも可能なのでしょうか?ま、やる意味があるかどうかは分かりませんが。
もう第8回は終了してしまいましたが、なんとなくおもしろそうだな、と思いまして。すみません。
茶渋しゃん
オブリークは通常のニブを取り付けてから斜めにカットしているらしく、個体差があっておもしろい。拙者はオブリークで普通に書くのに凝っている。
stylustip しゃん
ペン先のスリットは鍍金しても意味がない。ペーパーでスリスリしたらすぐ落ちるからな。
鍍金セットは何社かから売り出されていますぞ。拙者はPromexのを使っている。
pelikan_1931 さん
いろいろご教示いただき、ありがとうございました。
私はペン先の見た目を必要以上に気にしていたようですね。
確かに、金を斜めに切ってからイリジウムを付けようと思っても、
イリジウムの形状が美しくならないような気がします。
「禁断の調整」の公表、私などに理解できるかどうか分かりませんが、
楽しみにお待ちします。
pelikan_1931さん
御返答有り難うございました。以前ブログのどこかで、調整の90パーセントまでは、インクフローの改善とおっしゃっておられたと朧気ながら記憶をしていたのですが(間違っているのかもしれません)、今回はっきりとその理屈がわかりました。
早く例会に参加させていただき、今所有している万年筆のインクフローを改善する調整ができるようになりたく思います。
土曜日になってしまいましたが・・・
師匠はニブの鍍金をされますが、
スリットの処はフィルムを挟むなどのマスキング処理をされておられるのでしょうか?
252用のニブをフロー改善&意匠目的で銀色に鍍金したいと考えていますが、
鍍金は未体験で設備もなく、手も足も出ない状態です。
pelikan_1931さん
シェーファーは50度くらい、と。色々試してみましたが、少し首軸の先端のほうを持つと具合がいいみたいですね。
この屈強なペン先の場合、「ドラえもん持ち」も結構許容してくれそうです。実際やってみましたが(書きづらかった…)、慣れるとこっちの方がペン先のしなりを感じることができました(ゴツゴツした書き味ではありますが)。おもしろかったです。
一応、ご報告まで。
pelikan_1931さん
M320…BBがオススメ、と。フルハルターでもBBを薦めていましたね、そういえば。オンライン販売で、M300のBBを付けて売ってくれるところはありますかねぇ。そういうのを探してみるのも楽しそうです。ダメなら、Bでもいいかな、と思っております。
ありがとうございました。
茶渋しゃん
右斜面カットのオブリークというのもパーカーのソネット用にあり、拙者も持っておる。
が、先の回答でも述べたように、筆記角度調整、段差調整すれば、どんなペン先でも書き癖に併せられるのじゃ。
そろそろ禁断の調整を公表する時が来たようじゃな。
茶渋しゃん
ペンポイントは金を溶かして包むようにして取り付けている。
そしてオブリークはペンポイントを斜めに削るだけなので、金が出てきたりはしない。
しかもオブリークはほんの少ししか斜めになっていないので、誤差の範囲。
さらにいえば、斜めにカットしたままでも普通に書けるように調整できる。斜めカットをまっすぐにしないと普通に書けないと思っている人が多いが誤解じゃ。あれは見映えだけ。調整でコントロール出来るのじゃ。
Bromfieldしゃん
>インクフローは多少のペン先の不具合を凌駕してしまうのでしょうか。
まさにそのとおりじゃ。インクフローが良いと自然と筆圧が下がる。そうするとエッジがひっかからず、インクの上を滑るようになるからじゃ。
しまみゅーら しゃん
Sheafferが上に反らせているのは、寝かせて書かなくても、ペンポイントのおいしい腹の部分が使えるようにする為じゃ。従って50度くらいが良いのではないかな。
しまみゅーら しゃん
M320はM300系と同じニブじゃ。その中で拙者が一番柔らかいと思うのは、初期のBBニブ。残念ながら現在はF,M,Bのラインナップとなっているが、BBは原稿ラインナップでなく、旧型。
書斎館のHPでは、BB付きも販売されている。おそらくそのニブじゃ。
拙者はBBニブだけ別に海外から調達して付けているので、偉く高いM320になってしまっている。
榊主水しゃん
インクフローを悪くするのには、スリットをギチギチに絞るのと、お辞儀させる方法とがある。
後者は細美研ぎに近い発想じゃ。
monolith6さん
お返事ありがとうございます。
そうですよね!私の持っているデスクペンもFですが、インクの山というか、カマボコができるくらいのインクフローで、最初はびっくりしました。速く書かないとインクがあふれてしまうような感覚さえしたものです。もう慣れましたが。
シッポが長いデスクペンタイプよりも、普通の万年筆タイプの方が、立て気味の筆記角度には合うのかもしれません。1935年頃のバランスタイプのが近々届くので、そちらがどんな書き味なのか、楽しみです!
右手でペンを持つと、ペン先は顔の正面前方にあり、ペン尻は
手前右耳側に来ます。紙との接触面を単純に考え、漢字を書く時に
タテ・ヨコ線を多用する日本語の場合を考えると、ペン先が右足指状に
なっている、逆オブリークのペン先が理にかなっているように思う
のですが、まちがいですか?
あまりこのようなペン先は見たことがありませんし、あっても
左利きの人用のペン先とされています。実のところ、どうなのでしょう?
実は、私自身、左利きの人用のペンを右手で使って、重宝している
ものですから・・・・、お仲間はいないかと質問してみました。
以前より、疑問に思っていても自分ではなかなか試してみることが
できずにいるので、この機会に質問させていただきます。
OMをMに、OBをBにというぐあいに、大きくペン先の形状を
変える時に、場合によってはペン先に金が出てくることもあるかと
思うのですが・・。 つまり、ペン先を正面から見たときに、
イリジウム・金・イリジウムの3層構造が見えるようなことも
ありうると思うのですが、この場合書き心地などに支障は出ますか?
それとも、見た目が悪いだけで、書字には問題ないのでしょうか?
しまみゅーらさん、
私も stylustip さんとほぼ同様の角度で書いておりますが、非常に良いです。因みに私の手持ちはタルガのFですが、元々太字フリークなので、これを入手した時には太字ニブを入手の暁には処分するつもりでおりました。ところが使用してみたところ、細字とは言え現代の萬年筆にはない、素晴らしい弾力(必ずしもフニャフニャという意味ではありません)で、フローも盛り上がるほどタップリとしており、大変気に入りました。手持ちに細字は殆どゼロの私がこれだけは日常的に愛用しております。
stylustipさん
ありがとうございます。やっぱり、少し立てて書いたほうが書きやすそうですね。ボールペンユーザーにも書きやすいいいペンだと思うのですが、もう少し寝かせて脱力したい…。実は、昨日かなり古い(1935年頃の)シェーファー・バランスを手に入れたので、そちらがどんな具合なのか興味津々です。
また初心者の質問で恐縮ですが、お尋ねいたします。
最近ルーペを購入して以来、ここに掲載されている画像を思い浮かべながら、万年筆のペン先を見ております。段差や腹開き等をチェックして書き味を想像するのですが、結局現在の私にとっての書き味は、インクフローが決めているようです。例えば、調整された後に購入した万年筆は、段差があるように見えるのですが、インクフローが潤沢で、非常に書き心地の良いものです。
多くの高度に調整された万年筆で書いたことがないので、書き味に対する絶対感覚を持てないがゆえの質問ですが、インクフローは多少のペン先の不具合を凌駕してしまうのでしょうか。
シェーファー上そりニブの件。
過日、インペリアルとタルガを入手し愛用中ですが、私の場合ですと紙面から45°から50°、自分の正中線に対し30°うち向き、ニブが僅かに内振りが具合いよく、筆記を楽しめています。
気持ち立て気味にの筆記が、よろしいかと。
シェーファーのペン先について
昼のサボりです。
シェーファーのエビ反りペン先をお使いの方にお聞きしたいのですが、これで書くときは、どういう筆記角度で書いていますか?シェーファーのデスクペンを持っているのですが、どうも寝かせて書くと違和感が…。それとも、こんなものなのでしょうか?インクフローはものすごく、インクの山ができるほどなので、使いこなせたら楽しそうなんですが…。
ペリカンM320のペン先について…
いつになるかは分かりませんが、M320グリーンを買おうと思っています。先日の記事によるとしなやかさが失われつつあるような気もしていて心配ではありますが、やはりあの軸の美しさが魅力的だな、と思いまして。
で、軟らかいと言われるM300系のペン先ですが、一番柔らかさを実感できる字幅の太さは、どれでしょうか?Bのようなイリジウムの大きなものと、Fのような小さなものでは、どちらが軟らかさを実感できますか?
本当なら試筆してみるのが一番でしょうが、現在の居住地には万年筆を売っている店すらない現状でして…。万年筆店に行けるようなら行きますが、最悪ネットで買おうと思っています。よろしくお願いします。
我が家の前後期74では刻印を発見出来ませんでした。謎は深まるばかりです。
すみません。
頭の記事読んでませんでした。
「ペン先 」限定でした。
削除お願いします。
「隠れた刻印」
60年代MB No.72 Meisterstuck
ですが、クリップ下端 天冠から見て 左側。
「MBマーク MS」 という刻印を
昨夜、発見しました。
50年代70年代には、この刻印無いので
60年代のみと思われます。
書きやすいウィングニブは実用的。
派手すぎず、地味すぎず、手になじむフォルム。
正に「用の美」。
この「奥ゆかしさ」が好きというファンは
多くいるはずです。
そして、この「隠れた刻印」。
72以外の70番台80番台90番台では
如何でしょうか?
皆様のお手持ちのMB、チェックして見て下さい。
ルーペでないと見えません
私の質問、とんちんかんですね。もの凄い勘違いなのでスルーお願いします。
Montblanc24と34のnibって互換性が有る物なのでしょうか?
>榊さん。
インクを絞るのは、私の場合、
1)スリットを寄せる。
2)スリットを背開き気味にする。
3)フローの悪そうなインクを使う。
の順でチャレンジの日々です。
モンブラン74Fnibでは成功しました。
モンテローザ41 KMnibでは先端だけを詰めようとして失敗し、
イリジウムを飛ばしてしまいました。(大泣)
nibを外した調整の場合、nibとペン芯の位置関係が変わり
空気の流入量が増えた可能性も否定できないので、
ペン芯とnibの位置関係を見直すのも有効かも知れません。
明快な提案でなくすみません。
Pelikan_1931さん、こんにちは。
今回はペン先限定と言うことで、調整のやり方をご教授いただきたく思います。
先日、プロフェッショナルギアスリムFの調整を行ったところ、紙への変なひっかかりはなくなったのですが、ついでにインクの出も当初よりかなり良くなってしまいました。
2000番のペーパーで左右の切割の溝を5回ほど磨いたくらいなのですが、意図するよりもインクがペン先や出ているため、もう少しインクの出を細くしたいところです。
この場合手法としては切り割りを軽く締めるやり方が良いのでしょうか。あるいは別な方法があるのでしょうか。
トライアンドエラーで調整しているため、なかなかうまく行かないのですが、何卒よろしくお願いいたします。