前回は【Pen and message.】のオープン前の状況を報告したが、今回はオープン後の写真。こちらも【世界のコレクター:すなみまさみち】氏の取材。
100年後に日本の萬年筆市場を見直すとすれば、この【Pen and message.】の開店が大きな意味を持っているかもしれない。とすればオープン前の写真、オープン直後の写真というのは貴重な資料となる。ましてやオーナーの笑顔なんてのは特に貴重。
真のコレクターは萬年筆だけを集めるのではない。萬年筆に関する想いを収集するするのじゃ。 ちゃんと【趣味の文具箱 Vol.8】も販売されている。この写真の時点では【ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!】はまだ発売開始されていなかった。
実はオープン当日の11時過ぎにWAGNER会場から皆でお祝いのメッセージを伝えようとしたのだが、吉宗しゃんが接客中とのことでかなわなかった。残念!
いつかお店を訪問して、じっくりとお話ししたい物じゃ。
みた感じ、理想的な店作りに見える。訪問者は自分の萬年筆の調整もお願いしたいと考えている。ただ先客がいる場合もある。そういう時、手持ちぶたさにならないよう眺めたり休憩できるスペースが欲しい。それをかなえてくれる数少ない店!かなり研究した上で作ったのであろう。まさに【想いが伝わる店】じゃ。
続いてはcrocodile149しゃんからの情報じゃ! 松本『萬年筆の山田』さんがTV取材を受けた。
放送日は10月6日(土) 朝8:00〜9:30 テレビ朝日 『朝だ! 生です旅サラダ』
取材は二日間に渡り久保田店主はすっかり疲れてしまったとか・・・
拙者が唯一面識のない職人さんが久保田氏。ぜひ【臨時松本定例会】を実現させたい物じゃ。
発売と同時に【幻】となった感のある【ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!】に【裏本】があった!
左の2冊は一見同じに見える。在庫が無くて売れないはずなのに、なぜか売れ筋ランキングの上位に位置している不思議な本に見えるじゃろう。
今回初めてわかったのじゃが、著作本があると、しばらく疎遠になっていた人と会うきっかけ作りに非常に役立つ。サイン本を渡したいので・・・といってアポ取りすれば成功率100%!
問題は本が入手できるかじゃ・・・あと10冊が間に合うかなぁ・・・ ネット書店はほとんどが在庫無しになっている・・・ 右側は通常の販売本。ここそこに小細工がしてある本じゃ。
たとえば85頁のオブリーク2104しゃんの文章の文字はサビの台詞【斜(しゃー)】にあわせて、全文章が斜体 で印刷されている。
その10頁前には、同じく左利きの武井しゃんの文が掲載されているが、こちらは斜体 ではない。おそらくはオブリークではなく、通常調整のニブなのであろう。
書き癖から見ればオブーリークのMが最も書きやすいはずじゃが、この程度なら通常のMを角度調整しても問題なかろう。ただし、同じ左利きだからといって、【自分の萬年筆を娘に譲る!】という想いには気をつけた方が良いですぞ。
左利きといっても無数の握り方のバリエーションがあるのでな。
そして【裏本】の正体は・・・