
今回このカタログでコピーマシンの写真が何枚も出ているのを見た時、これはどうしても入手しなければ!と考えた。
こういうチャンスに出会ったらその瞬間に取引を終わらせるのが拙者流。策を弄せず、機関銃のようにしゃべりながら相手の手に【金:今回は萬年筆】を握らせ交渉を終わらせてしまう。
今回のカタログなど、この機会を逃したら次に巡り会うまでに、ヨボヨボになっていそうじゃからな。
とまぁ・・・ねずみ講の勧誘のような手口で入手したカタログであるが、独逸語なのでGoogleの翻訳機能で独逸語から英語に返還して理解しようとしている。
そろそろ老眼の目には小さなカタログの文字は読みにくい。従って文章毎翻訳するためにキー入力するのは難儀・・・しかたなく単語を翻訳して、そこから使い方を類推するしかない。

とうぜんPPCではなく湿式のコピー機と思われる。いろんな単語を翻訳機能にかけていたら【湿】に関係ある単語が出てきた。しかし・・・
【プリントごっこ】方式かも?フラッシュバルブを使うかわりに、カーボン紙で炭素を輪転する原稿に炭素を書き込むのかもしれない・・・

通常のカーボン紙は、下に置いた紙にインクを擦りつけるのだが、これは逆にカーボン紙が一番下で、インク面が上向きになっている。
真ん中の面はコピー機のドラムに巻き付ける原紙。そして上からタイプすれば、インクはすぐ上にある原紙に鏡文字で転写されることになる。
この原紙をドラムに貼りつけて圧着すれば鏡文字が正しい文字となって紙に印刷されるという仕組みであろう。あくまでも想像だが・・・

一切光源を使わないで、カーボン紙のみで複写を行うので、いったん原紙に圧着したインクもどこかで切れてこよう・・・
それを補強する液なのか? あるいは原紙には小さな穴が開いており、インクを転写した部分だけインクがにじみ出す仕組みになっているのか?
このあたりの記憶をお持ちの人がいたら教えて欲しい。実はこのコピー機を入手しようと手を尽くしていたのだが、入手したとしてもカーボン紙や液が無いと使えないと本日悟ったしだい・・・

独逸製の汚れ落とし洗剤は手に優しく、しかも協力。拙者は萬年筆インク落とし専門に使っているが、インクの色が一瞬で消える。放置しておくとまた色が浮き上がってくるので、イオンの力で色を消してしまうのかもしれない。
いまのところその洗剤と爪ブラシを日常的に使っているが、独逸に行く人がいたら毎回手洗いペーストをお願いしている。独逸にはまだまだおもしろい物がいっぱいあるはずじゃ。
過去の【Pelikan 125 Jahre Katalog】
2007-10-02 Pelikan 125 Jahre Katalog その7
2007-09-25 Pelikan 125 Jahre Katalog その6
2007-09-18 Pelikan 125 Jahre Katalog その5
2007-09-11 Pelikan 125 Jahre Katalog その4
2007-09-04 Pelikan 125 Jahre Katalog その3
2007-08-28 Pelikan 125 Jahre Katalog その2
2007-08-21 Pelikan 125 Jahre Katalog その1