2007年10月16日

火曜日の質問コーナー【その2】

万年筆評価の部屋】では毎週火曜日に、萬年筆専用の質問コーナーを設けている・・・

第二回目の今回はペン先に関する疑問にお答えしよう!

それでは・・・
Go!   

回答は以下に新しい順にならんでおる



Posted by pelikan_1931 at 05:00│Comments(9) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 情報提供 
この記事へのコメント
pelikan_1931 様

お願いを満たすお答え、有難うごさいます。

1995年。
退職記念に手にした高価格萬年筆(146M)。
使うに従い、手に馴染むはず?なのに、
日増しに高まる違和感。募るもやもや…でした。

「来年の3月29日には名古屋でWAGNER」ですか!
「うれしい、ちょうど雪も消える頃。よーし」
と意気込んだのも束の間、
200戸余りの区の世話役と町内会世話役の申送り時期に合致。
「うーん」
考え込みながら、なんとか算段をつけたいと考えます。

名古屋行きが実現できれば、よろしくお願いします。
Posted by minodii at 2007年10月16日 22:32
pelikan_1931 様

 こんばんは。的確な御回答、有難うございました。
 「家内工業的な設備」の制約、なるほどなるほど…。兜木さんは、ペン先の成型から、全てやっておられたのでしょうか。とすると、イリジウムは国産だったのかな〜?北海道の天然イリジウム(イリドスミン?)をつけていたのかもしれないなどと、想像は膨らみます。
 「あとはノスタルジー」ということも、うなずけます。でも、この「ノスタルジー」って、危険ですよね。「優位性はほとんど無くなった」ことが分かっていても、つい引き付けられたり…。
Posted by Mori_no_Ranmaru at 2007年10月16日 21:21
師匠、オブリークについてのご回答ありがとうございました。90度ひねり、横太縦細の字を書くのに便利。。。はイーゼル紙などの大きな紙に書く時に使う太書き用マジックペンの先端がまさに斜めにカットされた形状のものがありますが、これで書くと横太縦細の字になりますね。きっとそれと同じ原理ですね。これまでオブリーク未経験でしたが、今度試してみようかな。。。
Posted by venezia 2007 at 2007年10月16日 08:15
minodii しゃん

これを直すにはサンドペーパーの上でペンポイントに平面を出し、それから研磨する必要がある。詳細な書き癖がわからないと手の施しようがない。

来年の3月29日には名古屋でWAGNERをやるが・・・また5月17日には新大阪駅前で、8月9日には熊本でも実施予定。

また直接メールいただければ遠隔調整も可能じゃ。費用は実物を見ないとなんとも言えないが、数千円以内じゃ。
Posted by pelikan_1931 at 2007年10月16日 07:19
Mori_no_Ranmaru しゃん

ペン先を作るには打ち抜く型が必要。またEFとBBでは型が明らかに違う。従ってニブの種類を増やして、製造コストを下げるには、大量生産が出来ないと無理。家内工業的な設備では、同じ型で作らざるを得ない。
また昔は細字が圧倒的に多かったので、バリエーションを絞るとすれば、細字になったのだろう。
兜木銀次郎モデルはペン先が薄いのと、ハート穴が比較的大きいので、柔らかいタッチだったのが受け入れられたのだろう。
もっとも最近は柔らかいペン先も多いので、優位性はほとんど無くなった。あとはノスタルジーだけではないかな?
Posted by pelikan_1931 at 2007年10月16日 07:05
venezia 2007 しゃん
左傾斜のオブリークは左に90度ひねり、横太縦細の字を書いたり、カリグラフィーーの字を書くときに便利。
また左利きの人で、ペンの尻を前に倒して書くような場合に重宝する。
未調整で使う場合、斜面がピッタリと紙に当たるように捻って書く人向き。
拙者はオブリークの斜面を削らないまま、手に合わせて研ぐこともある。この方が字巾を稼げるのでな。
ちなみにOFというのも昔はありました。オブリークのFです。あまり数が出ないのでなくなったのでしょう。
Mのデメリットは何?と聞くのと同様に、オブリークのデメリットは何?と聞くのは無意味じゃ。目的別のペン先なのでな。
Posted by pelikan_1931 at 2007年10月16日 06:59
お初です。お願いします。

2003年11月、川口明弘氏にお世話になりました。
が、「自分の字」が書けないことを、
口で表現をすることが出来ませんでした。
以来、MONTBLANC-MEISTERSTUCK 146Mは入眠中です。

2006年10月14日の貴サイトで
●「ピントが合うようなペン先に…」
●「書き出しの位置が、
 視覚的に認識できる位置とずれないように」
を含む記事を拝読し、
「これだー、訴えたいのはこれだー!」
と叫びました。

◎これを直せる手順をお教え下さい。
どこで、どなたにお願いすればいいのか。コストなどをも

高齢と田舎暮らしで遠出かなわず。
せめて名古屋あたりまでなら出かけて…
と思うのですが、なかなか
Posted by minodii at 2007年10月15日 01:56
 何度もお邪魔します。
 ペン先というと、我が国では、故兜木銀次郎さんが伝説的名人とされているようですね。どういうところがすごかったのでしょうか?また、兜木さんのニブサイズは、EFとかFが多く、太い物は少ないと聞いています。以前このブログ上で話題になっていた、我が国の細字信奉の影響だったのかとも思うのですが、なにか物理的・技術的な制約があったのでしょうか?
 御教示いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
Posted by Mori_no_Ranmaru at 2007年10月13日 23:28
オブリークについての質問です。萬年筆のカタログでは、ひねって書く癖のある方に最適です。とありますが、通常の書き方をする者にとってはオブリークのペン先を使うメリットは無いのでしょうか?現行のペリカンのカタログを見ると、オブリークが有るのはM以上のサイズで、もしかして太字で書く時にオブリークを使うと何かメリットがあるのでは?と思ったりしたのですが、オブリークについてメリット、デメリットがあるのであれば、それについてコメントをお願いします。ちなみに私はオブリーク未経験者です。
Posted by venezia 2007 at 2007年10月13日 19:04