2008年01月22日

火曜日の質問コーナー その16

万年筆評価の部屋】では毎週火曜日に、萬年筆専門の質問コーナーを設けているが、第16回目の今回は下記どの分野の質問でもOKじゃ。


☆萬年筆全般【ふとした疑問、修理可能性質問、調整方法の疑問・・・など】

☆文具全般【前回の定例会で、文具全般のマニアが参加した】

☆第8回 Pen Trading in 東京 @EBIS303 について

☆WAGNER 入会資格について

☆定例会/裏定例会について

☆WAGNER 2007 / 2008 限定萬年筆について

など何でも結構・・・遠慮無くご質問下され!



Posted by pelikan_1931 at 06:00│Comments(25) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 情報提供 
この記事へのコメント
モンブランが初めて出した水性ボールペンはノブレスの時代でした。
そのぐらいは把握しているのですが、他社はよくわからないですね。
誰ぞ当時のモンブランニュースをストックされて居られる方みえませんかね?
Posted by 二右衛門半 at 2008年01月25日 00:49
二右衛門半さん

 roller(力を入れなくてもよい)であってball(ボールを用いている)なら、インクリフィルはフェルトでも直液でもrollerballでいいのではないかと思います。

 そういう観点で行くと、カランダッシュのGOLIATHリフィルや三菱のJET STREAMも、oil-basedではあるけどrollerballと言って良いのでは…とか、ハイテックCの0.3mm以下は、gel inkでballでもあるけどrollerではないからrollerballとは呼べないんじゃないか、とか考えてしまいます。

 でも、一番の問題点は、私自身高級なrollerballを使ったことがないことかもしれません(サラサ止まり…)。モンブランやペリカンのrollerballは、どの程度rollerなのか、興味あるところではあります。
Posted by しまみゅーら at 2008年01月24日 16:50
なるほど「rollerballとしての概念に構造的な部分は関係ない」、というのは目から鱗が落ちる感じです。
とはいえ、それを商品として実現するにあたっては各社あたらしい構造を研究するわけですけど。。。

水性ボールペンができた当初の概念である「ボールペンのシステムと水性サインペンのシステムを合致させた筆記具」はゲルインクの開発によってすでに過去のものとなってしまいました。

今後もさらなる変化が期待できるのかもしれません。

あ、ballと付く限り最低限、ペンポイントに球体を用いる要素は必要だと思います。
そのあたりがマーキングペンとの境目でしょうかね。
Posted by 二右衛門半 at 2008年01月24日 16:01
二右衛門半さん

 pelikan_1931さんがお書きになっている英英辞典の解説の中の、

>combine the convenience of a ballpoint pen with the smooth "wet ink" effect of a fountain pen.

の部分が参考になるかと思います。roller、つまり地面(紙面)との摩擦を減らすもの(水性orジェルインクで実現)、という側面と、ball、つまりボールペンである、という側面を持つのがrollerballではないかと思います。つまり、rollerballを訳すと「力を入れず(低筆圧で)スラスラ書けるボールペン」という風になるのかと思います。

ballpointだと、rollerつまり摩擦を減らすという点に触れていないので、viscous(粘性のある) inkを使ったペンでもいいのだと思います。

おそらく、ballpointやrollerballという語には、構造的な部分の意味合いは含まれていないのではないか?というのが私見です。それを研究するのも愉しいですけどね!
Posted by しまみゅーら at 2008年01月23日 09:11
フェルト芯を使う伝統的な水性ボールペンと直液式のGELINKをごっちゃにするとどうもわかりにくくなります。
また、フェルトにしみこませたインクを紙との接地面まで誘導するという共通点があるため水性ボールペンとマーキングペン(ドキュメントマーカー、サインペンなどを含む概念)との境目もわかりにくいですしね。
このマーキングペンがまた奥が深い!!

Rollerballの概念について使用するインクの性質や構造面も含めてイチから考え直してみる必要があるのでは?
調べてみたらどつぼにはまってわからなくなってきました。
Posted by 二右衛門半 at 2008年01月22日 14:31
詳しいことはわかりませんが、クロスのセレクチップローリングペンのセレクチップとはSELECT+TIPを合成した造語ではないでしょうか?
油性ボールペン、ポーラス芯(フェルトペンと同一?サインペン??)、マーカー(ドキュメントマーカー)、水性ボールペン(最近ではGELINKに変更?)、といった4種類のリフィル(発売当時のリフィルがどうなっていたかは資料がないため不明)が選択できることから来ているのでは?

JIS規格で水性ボールペンの項目は
http://www.moji.gr.jp/bib/jis.html
で調べてみると、「該当する規格はありません」と出ます。
ゲルインクの項目はありました。
Posted by 二右衛門半 at 2008年01月22日 14:31
 余談ですが、私は万年筆を使いはじめるまで、私は「ローラーボール」という言葉を一度も聞いたことがありませんでした。海外(特にドイツ?)高級筆記具メーカーだけが水性ペンを「ローラーボール」と呼んでいるような気がします(あ、ラミーもあった)。

 それと、パーカーのボールペンにジェル芯を入れたら、ローラーボールと呼べるか?というと、個人的には違和感があります。例えば、サラサを「ローラーボール」と呼ぶか?というと、それも個人的には違和感があります。

 そう考えると、「水性」「海外」「高級」「キャップつき」がローラーボールの要件のように思います。もしかしてペリカンかモンブランがそう呼び始めたのではないか?という気がしています。違っていたらすみません。
Posted by しまみゅーら at 2008年01月22日 09:19
カミオソウイチロウさん
 いえいえ、わざわざお時間を割いていただいて、ありがとうございました。

pelikan_1931さん
 WikipediaのRollerball Penの説明も、同じ文章でした。何度か読んでいるうちに、おぼろげながらrollerballの意味が分かってきたような気がします。

二右衛門半さん
 すごい!内部構造までは、さすがに知りませんでした。ありがとうございます。

 ここまでお話してきて、ローラーボールの名前の肝は"roller"にありそうな気がします。調べてみると、rollerはボールではなく、「ころ」、つまり重いものを運ぶときの摩擦を減らして「少ない力で動かすための」道具という意味なのだと分かりました。
 だから、"rollerball"とは、「摩擦を減らし力を入れなくても書けるボールペン」という意味なのではないかと思います。
 皆さん、長々とありがとうございました。(^^)
Posted by しまみゅーら at 2008年01月22日 09:15
むふふ大臣しゃん

傘寿(80才)だからM800というのは良いアイデアじゃな。

ペンの利用は、元プロなので問題無いと思う。むしろ、書き癖にあった萬年筆を送ることの方が大事。

持つ位置、筆圧などを十分に把握して、しかるべき調整師の方に調整してもらった物を贈るべきであろう。
Posted by pelikan_1931 at 2008年01月22日 06:41
手元の資料によるとオートが開発したのは昭和39年、商品名は「W-5V」定価500円とあります。
ボールペンのシステムと水性サインペンのシステムを合致させた筆記具とのことで、ぺんてるでは「ローリングライター、もしくはボールぺんてる」の商品名で販売していると説明されています。
構造面からは、ぺんてるはフェルト状の中綿から中継芯を使って先端のボールにインキを送り出すのに対し、セーラー万年筆ではペン芯構造があるのが特徴とあります。
ローラーボールの文字はありませんでした。
「筆記用品百科」より
Posted by 二右衛門半 at 2008年01月21日 20:54
以下が英英辞典に載ってました。水性ボールペンをRollerballと呼んでいるようです。

Rollerball pens are pens which use ball point writing mechanisms with water-based liquid or gelled ink, as opposed to the oil-based viscous inks found in ballpoint pen. The characteristics of these less viscous inks, which tend to saturate more deeply and more widely into the paper than other types of ink, give rollerball pens their distinctive writing qualities.
The rollerball pen was initially designed to combine the convenience of a ballpoint pen with the smooth "wet ink" effect of a fountain pen.
Types;
There are two types of rollerball pens: those that use a liquid ink and those that use a gelled ink.
Posted by pelikan_1931 at 2008年01月21日 20:41
しまみゅーらさん

なるほど〜。勉強になります。
ドイツ語のサイトは読めないと思って見ておりませんでした。
単語だけなら、よく考えれば読めそうなもんですよね(^^;

確かに日本では一般呼称として「ローラーボール」って言いますけど、ここの製品についてローラーボールって呼びませんよね。

ローラーボールを作ったのは日本だけど、名前をつけたのは海外なのでしょうか…。
引き続き時間を見つけて調べてみますね。
お役に立てず申し訳ありません m(_~_)m
Posted by カミオソウイチロウ at 2008年01月21日 16:16
 今Wikipedia「ボールペン」エントリにて調べた結果、水性ボールペンを開発したのがOHTOでゲルインクを開発したのがサクラクレパス。そのどちらも「ローラーボール」という呼称を用いていません。

 その他の企業でも、日本の企業で「ローラーボール」という呼称を用いているところはなく(ロングプロダクツくらい?)、大体「ゲルインクボールペン」か「ジェルインクボールペン」のどちらかです。ローラーボールという呼称を用いているのは海外製品ばかりです(ペンハウスを見ると、メーカーごとに呼び名が丁寧に使い分けられています。エライ!)。

 なんでだろ?
Posted by しまみゅーら at 2008年01月21日 16:06
カミオソウイチロウさん

 わざわざ調べていただき、ありがとうございます(^^)。

 ただ、Rollerballという表現は、ParkerやPelikanといった英語圏とドイツ語圏の大御所メーカーサイトにはいずれも記載されており(PelikanやMontblancのドイツ語サイトにはあります)、Crossに関してはSelectipという独自の呼称のためRollerballという表現が見当たらないだけなのではないかと思います。

 ちなみに、イタリア語圏では単にRollerと呼ぶようです(AuroraとViscontiにそのような表現があります)。それから日本の御三家は、どこも「ローラーボール」という呼称を用いていません(プラチナの「GEL ROLLER」が的を射ているような)。

 Wikipediaを見ても、Ballpoint Penに対してRollerball Penというエントリーがあります。しかし、Rollerballの由来は載っていないので、質問してみました。
Posted by しまみゅーら at 2008年01月21日 15:47
脳梗塞で6年前に倒れた父が傘寿を迎えるお祝いに
M800(M)緑縞を贈ろうと思います。
古希の時にはレタロン(F)を贈りました、
放送作家、高校教師時代の演劇の脚本と
文章を書くことを、仕事としていた父には
なにより文字を書くことがリハビリになるような気がします
(最近、父はもっぱらキーボードを使用してます)
使用に当たって父に注意をしておくことはありませんか?
(落としちゃいけない、吸入の仕方以外にです)
Posted by むふふ大臣 at 2008年01月21日 13:33
しまみゅーらさん

「ローラーボール」は、いわゆる和製英語であり、日本国内だけでの呼び名だと思われます。
誰がどうして「ローラーボール」と名付けたのかは分かりませんが(興味はあるので調べてみようと思います)。

ローラーボールは、カタカナの名前が付いておりますが、もともとは日本で生まれ、海外にも広まった筆記具です。
しかし、海外ではローラーボールとは呼ばれていません。
クロスはローラーボールを"Gel Ink Rolling Ball"と呼びますし、例えばPelikanの英語サイトでは、ボールペンは"ball pen"、ローラーボールは"ink ball pen with high-performance ink-refill"と記載されています。
Posted by カミオソウイチロウ at 2008年01月21日 12:07
師匠、カミオソウイチロウ様
ご教示を詳細に頂きまして本当に有難う御座います。WAGNER流にそって色んな太さの万年筆を今後試して(揃えて)いきたいと思います。また今後生贄としてお願いする事があるかと存じます。その際は何卒宜しくお願い致します。
Posted by dodomen at 2008年01月21日 11:55
2
横からすみません。

dodomenさんの
>一旦細くしたペン先を加工して太くすること
については、ある調整師の方が「いったんEFまで研ぎ出しても、Mくらいまでなら太くできる」と語っている記述を読んだことがあります。
読んだときに、それは太く「できる」というのではなく、丸研ぎにした場合のみペン先の形状を変えて対処している(うまく表現できません)というだけなのではないかと思ったのですが。

pelikan_1931さんがおっしゃるとおり、丸研ぎなら何とかなる(まさに「ごまかせる」という印象です)が角研ぎならダメだろうと私も思います。
その調整師の方にコースから角研ぎしていただいたものを所有していますが、イリジウムがゴッソリ落ちているので、もうどこにも行けないという感じです。
Posted by カミオソウイチロウ at 2008年01月21日 11:44
 ローラーボールについて…

 どこかで見かけたような気もするのですが、見つからないので質問です。

なぜ「ローラーボール」が水性ペンを指すのですか?

 「ローラー」も「ボール」もボールなわけで(?)、水性でも油性でもいいような気がするのですが、「ローラーボール」がなぜ水性ペンを指すのかが分かりません…。キャップの有無とかはネーミングと全然関係ないしなぁ。
Posted by しまみゅーら at 2008年01月21日 11:21
dodomen しゃん

書き味は削りによってどうにでも調整できる。

が、一般的には太字から削りだしたものは剛性が強い。大きなペンポイントを支える為に、ペンポイント付近の金の厚みが厚いのじゃ。

また太字を一端細字に変えると元の太さに戻すのは不可能。丸研ぎならごまかせるが角研ぎではダメ!

ペン先の太さによって萬年筆を何本も揃えるのがWAGNER流じゃ。
Posted by pelikan_1931 at 2008年01月21日 07:12
師匠
以前も似たような質問をさせて頂いているので申し訳ないのですがもう一度ご教示下さい。同じメーカーの同じ型番で、たとえば最初から細字のペン先と太字から細字に研ぎだされたペン先では書き具合は同じなのか、かなり違ってくるのか、また一旦細くしたペン先を加工して太くすることは可能なのでしょうか。的外れな質問で申し訳御座いません。
Posted by dodomen at 2008年01月21日 01:10
カミオソウイチロウ しゃん

拙者は KOYO ポリマール 金磨きクロス を使っている。amazon.co.jp から入手できるので、一番便利じゃ。3つ注文すれば送料無料だし!
Posted by pelikan_1931 at 2008年01月20日 21:34
sanaelino しゃん

そなたのblogには頻繁におじゃましております・・・

入会資格は萬年筆を持っている事だけ。定例会に来ていただけたらOKじゃ。遠隔会員という制度もあるが。その場合、1年に一回程度は地方大会に参加いただくことにしている。

会員数は194名じゃが、182名は少なくとも一度は参加している。

定例会参加者は、毎回30名程度じゃ。お待ちしておりますぞ。
Posted by pelikan_1931 at 2008年01月20日 21:32
こんばんは。

以前のブログの記事および『ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!』に記載のありました「金磨き布」なのですが、近所のホームセンターで探したところ、指輪磨きクロスというのが見つかりました。しかし、これが「つや出しワックス入り」なのです。さすがにワックス入りは使ってはいけないような気がして未開封なのですが、いかがでしょうか。
「金磨き布」とは「ポリマール金磨きクロス」を指しているのでしょうか。
それとも、金磨きクロスであればOKなのでしょうか。
ご教示下さいませ。

P.S.分野の2番目って…(^^;
Posted by カミオソウイチロウ at 2008年01月20日 21:04
ちょうどお聞きしたかったのでお尋ねします。
まさに「WAGNER入会資格」についてです。
定例会にお邪魔したら入会できるのでしょうか?
よろしくお願いします。
Posted by sanaelino at 2008年01月20日 20:58