郵便局からの不在配達通知に気付かなくて、昨日の裏定例会には持参できなかったが、本日、ペリカンの木軸が海外から届いた。
【 Pelikan Epoch Nutwood Brown 18C-BB 】 じゃ。ナットウッドは、(強いて言えば)栗の木から作った木材らしい。
ペリカンの木軸は聞いたことがなかったので、興味本位で取り寄せてみた。かなり白っぽくて粗い木目。削り跡も粗く、樹液がにじみ出してきたような部分もある。 この画像はかなり拡大できるので、じっくりと細部を見て欲しい。輸入筆記具カタログ【 The Pen 】の2008年版には記載されていないので、海外だけの販売かもしれない。
吸入式ではなく、カートリッジ専用。付属のカートリッジは長いものが入っていたが、小さなカートリッジを背中合わせに入れることも出来そう。
ペン先とペン芯は引っ張ってもねじっても外れない。ペン先の段差は、ご多分に漏れず大きい。また左右のペンポイントのアンバランスも多少気になる。
満タンのカートリッジをセットしての重さは33.3g。たまたま机上にあったPelikan サハラ(インク残量不明)も33.3g。M800よりも重い。重いのは木の部分。すなわち、トレドと同じように軸中央が重いので、バランスは意外と良い!
まったく艶がない小汚い軸だったが、サンドペーパーで表面を軽く磨いてから、金磨き布(別に、銀磨き布でもプラスティック磨き布でもよさそう)で擦っていたら、みるみる艶が出てきた!
これからイボタ蝋を塗り込んで、つやふきんで磨いてみることにしよう。また磨きでのある木軸を発見した!しかも胴体だけが木軸なので、磨く際のじゃまもの(クリップ)が無いのが良い。木軸磨きの初心者にはピッタリ!