2009年5月24日の記事で紹介した【國防萬年筆携帯用具】の記事の中で、【萬年筆の防空壕】としてだけではなく、【携帯用調整道具入れ】としても使えるのではないか?と書いた。前回のWAGNER定例会より、実際に【ペンクリ道具入れ】として活躍している。小さな工具をゴチャゴチャと保存するペンクリケースには収まりきらない大型工具類を収納するのに実に便利!
今回は実際に使っている2個のケースの中身を紹介しよう。
一番左側はデジタルスケール。0.1g単位で300gまで計測できる。萬年筆の重さを測定するのに利用。特にキャップの重さを量り、それによってスイートスポットのブレ幅を想定する時に使う。とは言っても会場では【文鎮倶楽部:70g以上の萬年筆】入りかどうかを判断する程度にしか使っていない。あくまでも自宅工房での活動がメイン。次はトンカチ、その右はモンキーレンチだが挟む部分の厚みが2ミリ以下。従ってPelikan M800/1000やOMASパラゴン新型の吸入ユニットを外すのに重宝する。
その右はスネークウッドの定規とカッター。
一番右側のフラップには、ヒートガンの先端ユニット2個、マイナスドライバー、ハサミが入っている。
いままではこれらはふきんでくるんでいたが、場所が固定していない工具はすぐ見あたらなくなる。そこでこのケースを試してみたのだが、非常に便利!
こちらには特殊工具を入れている。左側のフラップには温度計。ヒートガンの熱風の温度を計測するのに用いる。数百度まで計測できるので非常に便利。ヒートガンの先端部からどの程度の距離で作業すればよいかを判断する際に用いる。
左側の1個と右端の1個はペン芯ユニットを挟んで引き出すもの。これは萬年筆専用工具。
そして真ん中にあるのは先端部が細長い汎用工具。この使用目的は一つだけ。【Pelikan 400NN用のソケットですぐに割れてしまうプラスティック製のもの】を歯科医用メスで切った際、破片を引っ張り出す時に使う。こういう1年に4〜5回しか使わない工具を持ち歩いているので、いつも家出人のような大荷物で全国を飛び回ることになるのじゃ。