2011年07月08日

あらためて【WAGNER 2010 21K-MU】を評価

2011-07-08 012011-07-08 02WAGNER 2010は今までで最も凝って作ったWAGNER限定萬年筆じゃ。2010年に100本製作した。胴軸は独逸製エボナイトに似た濃い茶色で、パッと見には黒にしか見えないが、光にかざすと茶色であることがわかる。

キャップリングには  WAGNER 2010  WAGNER 2010  という刻印が入っている。現在までにキャップリングに刻印を入れた萬年筆研究会【WAGNER】限定萬年筆は20072010だけ!けっこうなお金が必要なので本数がまとまらないと実現は難しい。

2011-07-08 032011-07-08 04ZとMUを数多く作ったのだが、ペン先の模様はレーザーで彫ってもらった。デザインは萬年筆研究会【WAGNER】所属の本職のデザイナーさん!実に良い感じになった!

今回はMUのペンポイントの紹介。未調整の段階でこれほど美しい形状というのは驚き!本当に綺麗に切り割りが入っている。ペンポイントを電気溶接し、スリットを入れてからグラインダーで研がなければこのような美しい形状にはならない。拡大すると見とれてしまいそうになる。

2011-07-08 052011-07-08 06こちらが調整前の横顔。スリットが1本なのでパイロットやプラチナのミュージックとは書き味が根本的に違う。似ているのは、パイロットのスタブかな?

エッジが立っているわけではなく、なだらかな角研ぎじゃ。実はZよりも極太のベースとしてはMUの方が好ましい。Zは三角研ぎなので先端部に行くほど字幅が狭まる。立てれば細字、寝かせれば太字という調整が売り物。

しかし森山スペシャルのような平べったい研ぎを施すベースとしてはMUの方が適している。またほとんど研がなくても超極太としても楽しめる。

Zの妙味はペンポイントの腹の根元なのだが、MUの妙味はペンポイント先端部付近の腹・・・なんともわかりにくい表現だが、調整されたZやMUを試してみればすぐにわかる。

数本、秋田に持参するのでお試しあれ!

Posted by pelikan_1931 at 07:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 萬年筆紹介