フェンテの集いでの収穫物 その2
こちらはずいぶん前に紹介したステンレス製インク壺兼文鎮だが、はっきりいってインク壺としては役に立たない。あまりにも気密性が素晴らしくてふた(球形の部分)が胴体から離れた瞬間にインクが空中に飛び散ってしまうほど。
現在の用途は、分厚くて小さい【故事ことわざ辞典】を開いて両側にこの2つをおいてページがめくれないようにしてから、故事ことわざを転記するのに利用している。これには至極都合が良いが、2個でトレドが買えそうな値段の、かなり高価なインク壺。
会員で持っているのは・・・3人くらいしかいないのではないか?究極のヘンなもんだったのだが・・・

もっとヘンなもんをフェンテのバザールで入手した。さらに途方に暮れる物体。革巻きの文鎮なのだが、ころころと転がってしまい、一カ所に留まることをしない困った文鎮。
芸術作品としては、古山画伯デザインのステンレス製インク瓶に匹敵するが、文鎮としてはまったく役に立たないように思われる。
それにしても心棒には何を使っているのだろう?かなり重いのだが・・・もし100円玉を皮で巻いたのならいざというときに役に立つ!なんて意見もあったが・・・

ところが、こう立てれば立派に文鎮として機能する。見える部分が赤のリザードというのもオシャレ!
ただし重心が高いのですぐに倒れてしまうので注意が必要。
名前は【転がる文鎮】というらしい。TAKUYAの製品ラインナップではなく、フェンテの集いのオークションの景品のために特別に作ったものとか。こういうものはまず入手して、それから使い道を考えれば良い。
使い道が見つかるまでは、ルーペ台として上に調整用の15倍のルーペを置くことにした。しかしそれだけではもったいない。なにか良いアイデア募集!
Posted by pelikan_1931 at 07:00│
Comments(5)│
mixiチェック
│
萬年筆紹介
ある程度の重量があって、握りやすそうなので肩を叩くのにちょうどよいように思いました。
シーソーのようなものを拵えてその上に載せると、シーソーで紙を挟む形の文鎮として使えそうです。転がすだけでいいので、普通の文鎮と違い持ち上げなくて良いので足の上に落として痛い思いをする心配もありません。
転がる文鎮は、つきみそうさんの提案を拝見し、トイレットペーパーの芯の部分に入れて、転がり防止というのを思いつきました。
が、もっと実用的な案として、軽いペントレーの重しとして良いのではないでしょうか。当方、ペントレに際しては、薄っぺらいペントレーを持ち歩いておりますので、それを押さえるには最適のように思います。
いずれにしても、当方もつきみそうさんと同様、「変なものはあまり所有したことがないので」、なかなか妙案は思いつきません。
変なものはあまり所有したことがないので、転がる文鎮の使途も思いつきませんが・・・。これはきっと、長い巻紙をバサッと広げて、その上を転がす、という一発芸に使うものなのでしょう。
個人的には、インク瓶には、中に入っているインクが透視できる容器であるという条件が不可欠だと思いますが、Waterman社の古いインク瓶などには、木製やアルミニウムなどの金属で出来たcontainer(持ち運び容器)タイプのものがいろいろありますね。
-Max Davis & Gary LehrerのWaterman:Past and Presentに多数の実物写真
ジョークが利いた粋な品物ですね。