
靴磨き用なら靴箱の近くにありそうだが、こいつが見つかったのは調整部屋の万年筆棚を置いているガラス製の台の下だった。皆目見当がつかなかったのだが・・・
ひょっとすると革製品を磨くためだったのかもしれない・・・と思って捜したのだが、つや出しに使えそうなのは〔木工美肌〜清香〜〕というみつろう。
名前からして木製品のつや出しのように思える。それならブラシよりも布の方が効果ありそうだし・・・と考えていて思い出した。
編吟革盤舎の車掌バッグをつや出しするために使ったのだった!
塗ってすぐは、〔わー色が濃くなり過ぎた!失敗した〜!〕と後悔したのだが、今見るとけっこう良い感じに変わってきている。
おそらくは、みつろうを布でバッグに擦りつけた後で、ブラシで擦ったのだろう。果たして効果はあったんだろうか?
しかし、写真のように、万年筆を載せる台としてもこのブラシは勝れているのではないだろうか?
特に透明度の高い軸は、白い紙の上で撮影すると、黒っぽく写ってしまう。
むしょとこういう濃い台の上で撮影した方が綺麗に写るようだ。
先日の岡山大会でも、多くの昭和の男性の声として、〔六花は応接室の灰皿を思い出させる〕というのがあった。
また趣味分の表紙を見て、欲しくなったが、実物を見て思いとどまったという男性もいた。
女性には大人気の六花だったが、男性の人気は二分したようだ。
首軸にトラブルを抱えているという噂もあるので、なにかあったら販売店経由で修理に出された方が良いだろう。