2024年11月04日

WAGNER 2025 Azure Dragon の 萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友向け特別調整の詳細

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WAGNER 2024 Azure Dragon は 既に Lichtope Online Store では発売開始されているが、ようやくWAGNER会員/会友向けの仕様が決定した!

こちらは国内外の会員/会友からの要望に基づいて一本ずつ研ぎ出すもの。

14K-SFに関してはまだ納品されていないが、それ以外( F / M / B )については、Lichtope分とは別に本数を確保してあるのでご安心を!

2025年以降はショップオリジナルのセンチュリーに関しては14K-SFは提供されないことになった。

お辞儀したSFのペン先をペン芯とを馴染ませるには追加作業が必要なので非生産的。よくぞ今まで作ってくれたと感謝するしかない。

幸運にも早めに注文していた WAGNER 2024 が ルテニウム鍍金を施した最期の14K-SFになる。今後は市場に出てこないので貴重品となりそう。

まだ、SFがどういう仕上がりになっているのかは納品されていないので不明だが、こちらで Special Adjustment を施してから出荷する予定。

2024-11-04


今回の特徴は・・・


1)14K-SFには コレクショ/秘蔵/長期未使用 に対応するためのSpecial Adjustment を施し、ペン先とペン芯をしっかりと密着させてから出荷。

(2)14K-MにScheiben(シャイベン)という研ぎが登場。通常筆記では縦横の線幅が同じでぬらぬらの太い中字。裏書きはItalicに近いStub調。


が登場すること。特にScheibenはルーペで覗いた時の感想と書いた時の感激のギャップが大きい!今回一押しの調整です。

他の字幅の調整に関しても、名称は今までと同一でも、筆記目的に合わせた研ぎに変えているため、説明を良く読んで書き味を想像しておいて下さい。

また毎回14K-SFからだけ研ぎ出している〔チビ鉈〕は〔横書きには不向き〕と記載した。

これは横書きにも適したように研ぐと、チビ鉈本来の縦書きに適した書き味が損なわれてしまうため。従ってチビ鉈は縦書き専用とした。

また14K-FのPosting や 14K-SFのWaverlyでは、上下に曲げているのにその痕跡はまず見えないはず。ルテニウム鍍金は曲げが目立つ故の処置。

ペン先にルテニウムが鍍金されているが故の制限と、それを克服するための努力が新しい可能性を生み出してくれる。

まるでF1の運営側とチーム側との知恵比べのようで実に楽しい!

どれにするかは、会員/会友にお送りする価格入りのカタログを見てから申し込んで下さいね。SF-1は来年以降高騰確実!確保推奨で〜す


Posted by pelikan_1931 at 23:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック