2025年09月19日

秋の泉筆五宝展 2025 〔フライングゲット予約〕 第6日目

秋の泉筆五宝展 2025 は 9月27日(土)に予定通り開催されます。


それに先だって、本番に参加出来ない人にも楽しんでもらおうと、今回も【フライングゲット予約】を実施します。


フライングゲット予約の
出品萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友限定ですが、購入に関してどなたでも大歓迎です。


今回の 
秋の泉筆五宝展 2025〔フライングゲット予約〕では、毎回12本ずつ8回に分けてご案内します。掲載予定日、予定時刻は・・・

第1日目 9月04日(木) 22:00〜 <==Link
第2日目 9月06日(土) 22:00〜 <==Link
第3日目 9月08日(月) 22:00〜 <==Link
第4日目 9月11日(木) 22:00〜 <==Link
第5日目 9月16日(火) 22:00〜 <==Link

第6日目 9月19日(金) 
22:00〜 <==本日

第7日目 9月23日(火) 22:00〜
第8日目 9月25日(木) 22:00〜

毎日必ず驚きの逸品が出ます。お楽しみに〜!

フライングゲット予約(12本)では、お宝は毎回最初の3〜4

その後は お買い得品 珍品 が続き、最期の3本はアクセサリーやスチール製ペン先付き万年筆とかペンシルが一般的。(重大なヒント

今回はあっと驚くお宝が比較的多く登場します。お見逃しなく!

お宝瞬発力で勝負、お買い得品ゆっくりと吟味し、納得がいったら購入するようにしましょう。


お申込みは pelikan_1931 @ yahoo.co.jp へ。 F-01〜F-12  番号でお申し込み下さい。 の部分は除いてメールして下さい。


どなたでも お申込みが可能 です。奮ってお申込み下さい。


首尾良く確保された場合は、追ってお振込先の口座番号をお知らせします。




★ これより 出品物のご紹介 


下の画像にあるのは全て清掃・調整前の画像です。お送りする際には再度清掃・整備・調整し、完璧な状態でお送りしますのでご安心を!





@01-1@01-2F-01  未使用新品(箱付き) 62,500円 売約済 たこ吉の一言表書きはぬらぬら裏書きはシュルシュル      

ottohutt D07 PVD Black 18C-M コンバータ式 追込調整済 海外定価:146,000円 海外相場:117,000円

実はFやEFをMから研出して作っているメーカーは少なくない。

Mを設計の基本にしているので・・・どうもMが最も書き味が良いようだというのは万年筆愛好家アルアル。

このD07はキャップを外した筆記状態で34gあるので、ペンポイントを綺麗に研摩し、スリットの寄りを弱めれば、インクは気持ち良く流れ出る。

これがいわゆるぬるぬるぬらぬらという書き味で、オリジナルのままではどうやっても体験できない。

今回は約2時間かけて、表書きの時には万年筆の自重だけでぬるぬるぬらぬらに書け、裏書きの時にはインクフロー少なめのシュルシュルのEFが楽しめるように仕上げた。

調整にかけた時間はD07の中では最長。調整時簡に比例して書き味も向上するものなのでぜひお試しを!




@02-1@02-2F-02  未使用新品(箱付き) 40,000円 売約済 たこ吉の一言先行販売      

Lichtope 2025 PLE4 amethyst 14K-F(バイカラー) バキュマティック吸入式 限定20

こちらの軸はバキュマティック吸入式の限定品の中では最も製作本数が少なく、わずか20本しか存在しない。

展示用とアーカイブと自己使用で3本は販売出来ないので市場に出るのは17本だけ。

実はこの amethyst に使われている14金バイカラーのペン先は、コロナ蔓延前に確保していたものなので現在よりも1万円ほど安く仕入れられた。

従って再販するとなると1万円以上の値上がりは必至なので本数はこれ以上増やせない。

このFのペン先は(写真のように)実に出来が良く、縦書きでも横書きでも優雅な線を描いてくれる。もちろん、最終的な微調整を施してからお送りしま〜す。




@03-1@03-2F-03  未使用新品(箱付き) 30,000円 売約済 たこ吉の一言販売店の限定品では最期となる14K-SF付き      

WAGNER 2024 Azure Dragon 14K-SF(ルテニウム鍍金仕上げ) コンバータ式 

プラチナ万年筆製のショップオリジナル万年筆用としては、SM / SF / Music のペン先は既に供給が終わってしまった。

そして、このAzure Dragon が14K-SFを搭載した最期の限定品となった。

SFは歩留まりが悪い上、ペン先に搭載してからの微調整に手間がかかり、コストが上がってしまうのが原因なのだろう。

実際、萬年筆研究会【WAGNER】で出荷する際にも14K-SFの出荷には1本15〜45分ほど微調整に時間をかけている。

連続的に15〜45分かけるわけではなく、何日間か調整戻りを微調整する時間の合計が15〜45分ということ。これを工場出荷時にやってたら会社潰れる!

趣味の延長上で3ヶ月に一本ずつ楽しみながら調整するからフライングゲットに出せるわけなのだが・・・いよいよ残りもあとわずか。最期から3本目くらいかな?




@12-1@12-2F-12−1  未使用新品 5,000円 売約済 たこ吉の一言ホワイト
F-12−2  未使用新品 5,000円 売約済 たこ吉の一言グレージュ
F-12−3  未使用新品 5,000円 売約済 たこ吉の一言黄緑
F-12−4  未使用新品 5,000円 売約済 たこ吉の一言ピンク      

Ferris Wheel Press Bijou (ビジュー) Steel-F コンバータ付き 定価:22,000円(税込)

価格はそれぞれ定価の25%以下でのご提供。但し金属製ケースは付いていません。

首軸にペン先の太さ刻印があるのがユニーク!今回は全てF。ちなみに書き味は侮れない。

1000円程度の中国製ジェネリック万年筆とは一線を画した高品質!調整など必要としないほどの出来だが、それでも調整してしまうなぁ。書き味に関しては完璧主義なので。




@04-1@04-2F-04  未使用新品 30,000円 売約済 たこ吉の一言金が1g 2万円近い時代の21金ペン先      

Sailor ヴェイリオ  ブルー 21K-MF コンバータ式 定価:63,800円

金が1g 2万円に届こうとする時代だが、国産2社(SailorとPlatinum)は金を贅沢に使う設計となっている。

プラチナはコストカット穴の無い大きな6号相当のペン先を使っており、かつ、首軸の中もかなり長い。

セーラーのヴェイリオは5号相当の小さなニブ付きだが、21金製で豪勢にロジウム鍍金を施してある。もちろんコストカット穴など存在しない。

さらに両社ともペン先の金の量を減らすのにうってつけのソフトニブに余り力を入れていないというか・・・ラインナップから外し続けてきた。

このヴェイリオの定価63,800円も相当に高価だが、今後はもっともっと価格は上昇していくだろう。アクリル削り出しの手間も大変だしな。

アクリルはしょぼい旋盤で削ると細かいクラックが無数に入ってしまい、後々崩壊に繋がると聞いた。幸いこれにはクラックは見られないので・・・

きっと高価な旋盤で削り出したはず。こういう手間のかかるモデルは、もうこの価格では出せないだろう。未使用新品調整付き3万円で購入出来る最後のチャンス!




@05-1@05-3F-05  Vintage Safety 万年筆 40,000円 売約済 たこ吉の一言ついに正体が暴かれた謎のセイフティ      

Soennecken safety 810 14K-BB

WAGNERの裏定例会に持ち込まれ、侃々諤々の議論があったが、結局は正体不明となったセイフティ万年筆。

@05-2胴軸には Blanckertz という文字が入っているが、独逸のHeintze & Blanckertzという会社はカリグラフィー用のペン先を作る会社。

まさか万年筆を作るわけないから別の会社では?という意見もあったとか。

そして刻印と同じ C.G. Blanckertz Dusseldorf で検索すると eBayにこういう出品があった。 https://www.ebay.com/itm/316801375673  

まったく万年筆に結びつかない・・・

ただし付いているペン先は紛れもなくSoennecken製のsafety用のペン先だ。そして Soenneckenのsaftyには確かに810というモデルは存在した。

メルカリでも状態の悪いモデルが49,000円くらいで取引されていた形跡も残っている。

書き味は夢のように軟らかいにもかかわらずエッジの効いた線を引ける逸品だが、素性がわからない。

この謎を解明できた方のみが買う価値があるかどうかを判断できるだろう。ちなみに拙者にはサッパリわからん世界だ。

最期に独逸語のwikiを調べて・・1889年、C.G. Blanckertzはフーベルトゥス通り32番地で紙と筆記具の卸売業を営んでいました・・というのを発見。

どうやら軸に自社の名前を彫ったのだろう。とするならば、Soenneckenのsaftyを仕入れて、それに自社の名前を入れて販売したと考えるのが妥当だろう。

ようやく謎が解けた!ちなみに謎解きにかかった時間は3時間以上。そしてこの状態で4万円なら超お買い得ということも判明した





@06-1@06-2F-06  新品同様 20,000円 売約済 たこ吉の一言濃紺軸は極めてレア      

OMAS ミロード 濃紺軸 18K-BB 回転吸入式 

OMASには概ね3種類のペン先の大きさがあるが、このミロードについているのは中間の大きさ。

まぁ5号の大きさといったところかな?

比較的新しいモデルで軸は硬質セルロイドではなく樹脂製でペン先は18金製。拙者が世界一硬い18金ペン先と断じたペン先!

1960〜70年代のミロードはヘロヘロに軟らかいペン先でだったので、その差に愕然としたが、硬いペン先自体は拙者の好みに合っている。

筆圧をかけず、インクフローに頼っていたずら書きをするような場合には、何時間書いていても全く疲れない。一方で柔らかいペン先は疲れてしまう。

ちなみに1960代のミロードはペンランドカフェで16万円弱で販売された実績がある。

いずれにせよこのミロードはペンポイントの形状は最高だが、書き味はダメダメだ。少し時間をかけてうっとりとするような書き味に調整しから出荷します。

キャップの尻軸への装着具合が良いせいで、筆記時にまったく万年筆の重量を感じない。

大型化へシフトしてしまった現行OMAS製万年筆では決して感じる事の出来ない卓越した筆記バランスだ。

思い起こせば拙者が最初に万年筆に憧れたのは、文具ムック本に出ていた〔OMASはオーセンティック〕という文言。今でもその意味を理解出来ていないがな(*^O^*)





@07-1@07-2F-07  新品同様 20,000円 売約済 たこ吉の一言珍品の旧型14金S-B付き      

Sailor プロフィット 旧型 14K S-B コンバータ式 新品コンバータ付き

現在のプロフィットにはソフトペン先が存在しないので、最近は旧型のソフトニブが人気を集めている。

今回出品されるのは非常に状態の良いソフト・ブロードのペン先がついた旧型のプロフィット。首軸先端部が金属というのが特徴。

ペン先も確かにしなりが強くぽわんぽわんという感触はあるのだが書き味は酷い!

調べてみると左右のペンポイントに大きな段差がある。こではガリガリと紙を削るはずだ。

段差調整と書き味調整は合わせて20分もあればできるので、そちらを施してから出荷します。ただ調整戻り対策込みで20分なので、リードタイムは1週間ほど.待っててね!




@08-1@08-2F-08  使用 16,000円 売約済 たこ吉の一言ペン先のロジウム鍍金無料      

Pelikan M405 14C-M(バイカラー) 回転吸入式 現行定価:63,800 

現行のM405の価格が63,800円と聞いてびっくり!

最初に#800が出た時には14金ペン先付きが35,000円で18金ペン先付きが40,000円だったのに!

このM405は1時代前のモデルなので、ペン先はバイカラー。現在のM405はペン先全体がロジウム鍍金されている。

また天冠は金属製ではなく、黒地に子ペリカン2羽の銀色のプリント天冠だ。実は拙者はブルー系のキャップの天冠はこのシルバー・プリント天冠の方が好み!

ただバイカラーのペン先以外に金色の部分が無いので、拙者の趣味としてはバイカラーのペン先にロジウムを鍍金して銀一色のペン先に改造したい。

これはオリジナルを大事にするか、色の整合性を重視するかの好みなので購入者の意志におまかせしよう。ロジウム鍍金は無料でやります!





@09-1@09-2F-09  未使用新品 13,000円 売約済 たこ吉の一言〔重厚感ある・・羊の皮を被った狼      

ドルチェビータ ジェネリック 螺鈿風 18C-B(万年筆談話室創立5周年用換装) コンバータ式 

ペン先はショボイが、軸は超垢抜けたドルチェビータのジェネリック万年筆だが、作りもしっかりしている。

どこのメーカーだろうと調べたら首軸を止めるネジの下部にMAJOHNと彫ってあった。No.149のジェネリックを拙者が評価しているメーカーだった。

道理で出来が良いわけだ。ペン芯はBock系なので、プラチナ・プレジデントのペン先を換装するには裏技を使うとうまくいく。裏技だけに公開はしないがな。

ペン先の代金と元々の胴軸の購入価格を合計すると約2万円。それが1.3万円なので、損は無いはず。筆記バランスもプレジデントで書くよりも良いようだ。





@10-1@10-2F-10  未使用新品 追込調整付 15,000円 売約済 たこ吉の一言ぬるぬるぬらぬらの書き味      

PENLUX GREAT NATURAL Aurora Australis WAGNER Rainbow Nib:B 定価:31,000円(税抜)

このPENLUXには元々は14K Flex-F ロジウム鍍金のペン先がついていた。

先日のお蔵出しの際、どうしても14K flex-Fのペン先がついたSilver Ants が欲しいという方にペン先を外して提供(販売)した。

ペン先の無い胴軸はかわいそうなので、軸色とそっくりのペン先があったのでそちらを取り付けてみたら、結構似合う!

PENLUX GREAT NATURAL Aurora Australis はWAGNERと同じJOWO製のスチール製ペン先が付いて価格は31,000円(税抜)。

オリジナルよりも似合うペン先なので半額以下ならお買い得だろう。そしてペン先は表書きしても裏書きしても気持ち良く書けるように調整済。

特に表書き時のぬらぬら感は30分以上調整してようやく出せた。スチール製ニブでこの書き味を追求するのはけっこう難易度が高くてな。





@11-1@11-2F-11  未使用新品 4,000円 売約済 たこ吉の一言Nibの選択肢多数      

KAWECO AL-Sport ライトブルー Steel-M ミ二コンバータ式 定価:11,550円(税込) ミニコンバータ含まず 

この胴軸に入るKAWECOのミニコンバータが廃番になった。今後は折りたたみ式ミニコンバータだけになる。

今回は、この廃版品のミニコンバータを入れて提供します。超お買い得ですのでお早めに!

ニブはカリグラフィー用からEF〜BBと色々あります。お問い合わせ下さい。好きなニブを選べますが、KALを選ばれると追加のお金が必要な場合もあります。






お申込みは pelikan_1931 @ yahoo.co.jp へ。 F-01〜F-12  番号でお申し込み下さい。 の部分は除いてメールして下さい。



フライングゲット予約の出品萬年筆研究会【WAGNER】会員/会友限定ですが、購入に関してどなたでも大歓迎です。

折り返し、お振込先の口座番号をお知らせします。



それではGo!
   
早い者勝ちです!


Posted by pelikan_1931 at 21:59│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック