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Montblanc No.146 長原宣義作 裏クロス【わがままん】 14C-F ➡ BB
このペン先を最初に見たとき、どうしてこうなっているのかまったく意味が分からなかった。
そこで、長原幸夫さんにペンポイントを確認していただいたところ・・・
〔こりゃ〜親父がやったわがまま調整じゃ〕・・・やっぱり意味わからないので再度確認した内容を要約すると以下のようになる。
依頼者はMontblanc No.146 細字のペン先を残したまま、極太の字を書きたいというわがままを宣義さんにお願いした。



そこで宣義さんはMontblancのペン先の下にセーラーのペン先を裏クロスの要領で溶接した。元々のMontblancのペンポイントは全く使わず、セーラーのペンポイントだけで字を書く。
これによって、Monblancの景色を楽しみつつ、極太でぬらぬらの書き味を楽しめる。
紙に当たるのは下側のセーラーのペンポイントだけで、Montblancのペン先は裏クロスを支えるだけの役割。
通常こういう調整はオリジナルのメーカーに失礼なので、宣義さんはやりたくなかったはず。
それを何度も何度もわがままを聞かされ、やむなくこういう姿になったのだろう。おそらくは世界に一本しか存在していないわがまま調整のはず。
しかし、こういうのもありだなという気がしてきたので、この形状を 裏クロス〔わがままん〕 と名付けた。
ちなみに、裏書きではまったく書けなかったが、ある程度字が書けるように改造しておいた。
こういう天才的な発想をされるのが長原宣義翁だったなぁ・・・懐かしい!
花梨の瘤製 Platinum用 味変軸 18K-B(5周年) 螺鈿装飾
現在価格上昇中の花梨の瘤に漆を塗った軸のキャップトップと尻軸部分に螺鈿処理を施したもの。
全面螺鈿処理したら超高価になってしまうので、螺鈿は控えめにしてある。
ペン先は万年筆談話室5周年記念のペン先だが、数が非常にすくなかった18K-Bのプレジデント用ペン先を取り付けた。
そしてプレジデントの首軸にも黒漆処理が施されており、見栄えが良くなっている。
個々のパーツや作業費用を積み上げると75,000円くらいかかっているが、これが最終型ではないので、お手頃価格でご提供!
WAGNER 八犬伝シリーズ【悌】 独逸製エボナイト 14K flex-F Vacumatic 吸入式
萬年筆研究会【WAGNER】の八犬伝モデルは、仁義礼智忠信考悌の8種類あり、後半の4つが14金ペン先付き。
智と忠、礼と信、義と考、仁と悌との組み合わせで出していく予定だったのだが、あまりに時間がかかったのでスケジュールは狂った。
ただ、仁と悌だけはペン先デザインを提出していなかったことで、同一タイミングになったのだが・・・
大半が台南ペンショーや海外サイト経由でお嫁に行ったらしく、手元には以前に持ち帰っていた分が少しあるだけ。
この悌は全部で4〜5本ほど持ち帰っていたはずなので、一本だけフライングゲットで販売します。
OMAS 1930 ブルーロイヤル セルロイド製 18K-M 回転吸入式
これはOMASが倒産前に作っていた硬質セルロイド製のモデル。
軸の太さは1930タイプで、ペン先の大きさも5号クラス。
OMASの18金ペン先といえば肉厚で、スチールの棒で書くよりも硬いと過去に酷評していたのだが、あれれ?
これって結構柔らかいではないか!これはびっくり。小さくて細い軸からインクがドクドクと流れてきて、低筆圧でも気持ちよく書ける。
やはりたった一本の経験でそのモデル全部に評価を下してはいけないとよくわかった。
WAGNER 都市シリーズ 【大阪通天閣】 独逸製エボナイト 18K-EF コンバータ式
萬年筆研究会【WAGNER】都市シリーズは4種類で終了したが、都市の大きさによって仕様が違う。
大きな都市ほど豪華な仕様になっている。札幌、新潟、博多、大阪なので、当然大阪が最もお金がかかっている。
胴体は独逸製のマーブルエボナイト、ペン先はJOWO製の6号で18金ペン先。ネジはリバーシブルで、回り止めは必ずペン先の延長線上に位置する。
ペン先の模様はえべっさんの顔の上に通天閣が乗っているというべたなデザイン。
ただ会員に案内する前に、世界のあちこちに旅立って、日本には各字幅一本ずつ程度しか残っていないはず。
軸が軽いので、独特の紙の上をすべるような書き味が際立っているようだ。
Laban 325 Damask 14K flex-F コンバータ式 本国定価:$380
台湾での定価は$380だが日本には未入荷。もし日本市場で販売される時にはには7万円を超えるはず。なぜなら・・・
Labanの製品はスチール製ペン先付きモデルと金ペン先付きモデルの価格差が以前から2倍だった。
現在Damaskのスチール製ペン先付きモデルは日本で販売されているが、その価格は36,300円なので、14金ペン先付きなら72,600円になるはず。
このDamaskだけがセルロイド製の胴軸で、工場の片隅で20年間ほど忘れられていたとLabanの社長がおっしゃっていた。
LabanはJOWO製の14K-flexのペン先を世界で最初に量産品に採用したので、その特性をよく知っている。重量バランスも14K-flexを意識しているのかもしれない。
Platinum President オレンジ軸 18K-B コンバータ式 現状定価:74,800円(税込)
これは5年以上前に、プラチナの営業さんが工場から一本だけ発掘されたといって持ってきてくれたもの。
色もそうだが、Platinum Japan PRESIDENT と彫られたキャップランドの刻印が立体的になっている。これは珍しい!
近いうちにプレジデントは廃番になる可能性が高いので、珍しい軸は今のうちに確保しておいた方が・・・
Pilot 742 赤軸 14K-F コンバータ式 編吟革盤舎ペンケース + T&L製八犬伝【忠】付き
Vintage Platinum セルロイド ベッコウ 14K-中 新品コンバータ付き
未使用状態のまま箱の中から出てきた#3776 セルロイド ベッコウの旧型。現行品と比べるとずいぶんと小さく軽い。
しかし密度が濃いのか手に持った感じは思ったよりも重く感じる。
一番すごいのはペン先!今のセンチュリーは筆圧をかけると上に反る感じだが、旧型はペン先が横に開く。
まったく違う書き味を堪能させてくれるのはうれしい。しかも新品箱入りで2万円で!
Vacumatic 吸入式モデルの中では最もスリムなのが、この Lichtope Starry Night。小ぶりなのに重いので精密感はある。

今回はペン先は2種類から選べます。E-12-1 が flex-EF(左) E-12-2 が EF(右)です。
スチール製ペン先ですが、flex-EFと通常のEFとでは筆記感がかなり違います。
軽い筆圧で速記、すなわち仕事で使うなら EF で、じっくりと考えながら筆記を楽しむような方にはflex-EFが向いています。
いずれにせよ基本的な書き味調整はこの2本に関しては必須なので、当方で良い感じにしてから出荷します。
flexペン先の Lichtopeのロゴ がペン先のえぐれた部分をうまく回避していると驚くばかり!




















